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テーマ:ニュース(99793)
カテゴリ:coffee break
動画配信サイト大手の「ニコニコ動画」への投稿に、倖田來未さん、浜崎あゆみさんらエイベックス・グループに所属する歌手の楽曲が使えるようになるそうです。著作権法で必要とされる許諾の手続きを、ニコニコとエイベックスとがまとめて契約することで不要にします。文化庁著作権課によると「過去に例がない契約」だそうです。
ニコニコ動画を傘下に持つドワンゴとエイベックスが、包括利用許諾契約を結ぶ方針を固めました。浜崎さんや倖田來未さん、大塚愛さんをはじめ、Every Little Thingら人気アーティスト、グループを対象に、来年2月のサービス開始を目指すそうです。利用できる楽曲は数千~数万曲規模になる見込みです。 使用が許される曲名は、ニコニコ動画のサイト内で利用者が調べられるようにします。CDなどから対象曲の一部または全部をコピーし、投稿する動画や静止画の背景に流すことなどができるようになるそうです。リミックス版の作成など曲の改変も、一定程度は認められる見通しです。ただし、歌詞をわいせつな言葉に変えるなど、歌手らのブランドイメージを損なうような使用に対してはサイト側が削除。TV番組など他の媒体で流されたものも、従来通り使えません。 動画サイトでは、投稿者による楽曲の不正使用が相次ぎ、レコード会社など権利者が削除を求めても、いたちごっこが繰り返されてきた。そこでドワンゴ側が、一般投稿者に代わって楽曲の使用料をまとめてエイベックスに支払うという方法で、違法状態の解消を図ることを狙った。エイベックスにとっては使用料を受け取ることができるほか、楽曲配信の宣伝効果にもつながるとのメリットがある。 動画サイトと音楽の関わりが大きくかわりそうです。 ちなみに、ニコニコ動画やユーチューブなどの動画サイトは、これまで投稿者が演奏したり歌ったり自演する楽曲は配信できる契約を日本音楽著作権協会と結んでおり、サイト収入の2%を支払っていたそうです。全く知りませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.21 20:13:27
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