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テーマ:ニュース(99716)
カテゴリ:coffee break
低気圧の通過で悪天候となった北アルプスで山岳遭難が相次ぎ、5日、長野県の白馬岳(しろうまだけ:2932m)付近で男性6人のパーティが遭難しました。
長野県警によると、5日午前8時ごろ、白馬岳の北約1キロにある新潟、長野、富山3県境の「三国境」に近い稜線上で、6人が倒れていると登山者から山小屋を通じて連絡があったそうです。 このパーティは3日に入山し、長野県小谷村の栂池ヒュッテに宿泊。4日早朝に出発し、同日夕に白馬岳山頂そばの白馬山荘に着く予定だったそうです。 発見時は綿のズボンにTシャツ、ジャンパーなどの服装で、十分な防寒具は持っておらず、一時吹雪になった天候の急変で体温を奪われ、身動きがとれなくなったようです。 地元の山小屋従業員らによると、白馬岳周辺は4日朝は晴れていたものの、午後は吹雪になり夜も風が強く、大荒れの天気だったそうです。 3~4年前の8月に、同じコースを歩いたことがあります。天候にも恵まれ快適に歩けましたが、8月でも防寒具や簡易テントは持参していました。自然相手ですので、どんな準備をしていても遭難の可能性はありますが、3000m級の山なら、5月はまだ冬山です。 軽装での遭難は、無謀といわれても仕方がないと思います。 このパーティ以外にも、長野県の爺ケ岳(じいがだけ:2670m)と岐阜県高山市の涸沢岳(3110m)でそれぞれ1人が死亡しています。 なにか、自然を畏れ敬う気持ちが薄れているように感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.06 05:34:44
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