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カテゴリ:coffee break
ちょっと過激なタイトルにしてしまいましたが、個人的には新しいAKBグループがみられるのではと、期待しています。
ただ、総選挙で、1位が決まった瞬間に、会場を立ち去る熱狂的なファン(おそらく)の姿が報道されたことが印象的で、カタストロフィ理論を思い出しましたので、ちょっとコメントしてみます。 AKBのファン層は、おそらく以下のような推移をしているように思います。 1.熱狂的なファンが中心となる初期 2.マスコミでも取り上げられはじめ、徐々に一般層のファンも増える。ただし、初期からのファンの力が圧倒的に強い 3.すでに一般層のファンの方が多いが、ネットの書き込みでは従来からのファンが中心で、TVでも従来からのファン向け中心のため、一般層の盛り上がりが見えにくい。また、従来からのファンも一般層に取り込まれる部分がでてくるため、劇場に足を運んだり、総選挙用にCDを大量買いするファン層はより先鋭化する 4.一般層の拡大により、ついに影響力でも、従来からのファンの力を一般層が追い越してしまう。 徐々に、一般層の支持が拡大し、影響力が従来のファン層を抜いても、すぐには見えないものです。バランスが大きく変わるまでは、進んだ列車は方向転換できないのと一緒です。 このように、バランスが逆転しても、すぐには影響が出ず、そのちからがバネのように蓄積されて、ついに大変化となるのをカタストロフィといいます。ただ、「AKBにカタストロフィが起こった」というと、「AKB破滅」という意味になってしまいそうです(数学理論のカタストロフィには「破滅」という意味はないそうですが)。 2位の大島さんのコメントも聞かず、退席するファンの姿は、ちょうどAKBの一大変化を象徴するものだったように思います。 世の中には、これと同じことはたくさんあります。民主党と自民党の支持率も、あきらかに逆転しても、なかなか政権交代にならなかったのと一緒でしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.12 12:22:13
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