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フライブルク日記

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2009/10/04
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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:フライブルク
Freiburg, Muenster, Sep.09
Freiburg, Muenster, Sep.09 posted by (C)solar08

フライブルクももうすっかり秋で、このところ一週間以上も秋晴れが続いています。
町の中心、観光の中心である大聖堂広場(毎朝、青空直売市が開かれる)から見える、「城山(Schlossberg)」の木々もほんのり色づいています。

昨日は、家から歩いて五分で行けるクラインガルテン(貸し農園)を散歩しました。ここが一番近くて、一番四季を楽しめる散歩道。

どこの町でもそうですが、市内には各所にクラインガルテンがあります。
このクラインガルテンは私が住むヴィーレという地区の南に隣接する、Wonnhaldeという森の多い場所にあります。

もう夕方だったので、人影はわずかでしたが、週末はクラインガルテンで野菜や花の世話をする人だけでなく、たくさんの散歩客でにぎわいます。

クラインガルテン、フライブルク
クラインガルテン、フライブルク posted by (C)solar08

クラインガルテンはクラインという名前が示すとおり、借りられる一区画は小さい(200平米)ですが、知り合いどうしで、二つ隣合って借りる人もいるようで、大きな庭も見られます。
今は多くの庭に、この花が咲いていました。
花は菊のようですが、葉は菊とは違って細かったです。ご存知の方、いらっしゃいますか。薄紫でとてもきれい。

クラインガルテン、フライブルク
クラインガルテン、フライブルク posted by (C)solar08

クラインガルテンは、一度借りると、永遠に借り続けられます。一年にほんのわずかな借り賃を払うだけで。
クラインガルテンに家を建てたり、住んではいけないのですが、小さな小屋(休憩したり、道具を保管しておく)だけは置くのが許されています。
ホームセンターなどには、プレハブの小屋が売られています。
↑の写真の家はかなり古いもの。まるで人が住んでいるみたいでしょう?
庭には数々のGartenzwerg(庭の小人、つまりは庭に飾るお人形)が置かれていて、キッチだけれど、おもしろい。動物の形のお人形もたくさん。

クラインガルテン、フライブルク
クラインガルテン、フライブルク posted by (C)solar08

もう夏野菜も終わって、今は野菜は少ないです。
ちょっと寂しい。

クラインガルテン、フライブルク
クラインガルテン、フライブルク posted by (C)solar08

でもお花はいっぱい。
ここには撮りませんでしたが、ダリアがどこの庭でも見られました。

クラインガルテン、フライブルク
クラインガルテン、フライブルク posted by (C)solar08

なつかしいホウズキ。
子どもの頃、茎の付け根から実の中身を取り出して、空になった実の皮を笛にする遊びがありました。
不器用で忍耐のない私は、どうしても穴を破ってしまい、たいていは母にやってもらいました。
ホウズキでお人形を作った記憶もあります。
こちらではそういう遊びは見られません。食べたり、飾ったりに使われるだけ。

クラインガルテンわきの森の幼稚園
クラインガルテンわきの森の幼稚園 posted by (C)solar08

クラインガルテンわきには、「森の幼稚園」の一つが拠点にしている場所があります。
柳の挿し木でつくった小屋とかトンネル。ツリーハウスもどきの家。子どもたちがかなづちや板切れでつくった家など、楽しいものばかり。子どもたちは自分の興味にしたがって、自然素材を相手に、いろいろな活動ができます。
↑の写真は今ではなくて、夏にとったもの。

遊水地、フライブルク
遊水地、フライブルク posted by (C)solar08

このクラインガルテンを南方向に抜けると、目の前に広がるのは、新しくできた「遊水地」。近くの小川が氾濫したときに、水がこの広い「お盆」にためられて、住宅地への洪水を防ぐのです。
遠くに見える山は「黒い森」(フォレ・ノワール、シュヴァルツヴァルト)の一部、シャウインスラントという山です。高度1120mぐらいの山頂まではバスとケーブルカーでもいけますし、もちろん歩いて登ることもできます(数時間かかるけれど)。

フライブルク、Wonhalde
フライブルク、Wonhalde posted by (C)solar08

そういう苦労はしたくない人は、上の遊水地わきの森を入ると、まるで自然の真っ只中に入ったような気分になります。
っていっても、道はハイヒールでも歩けそうですが。
近くには森の家という自然教育センターもあり、ここでも子どもたちを森と親ししませるような催しがありますし、夏休み中には子どもが毎日すごせる児童館のような活動もあります。
この池から、わが家まで戻るのに、早足なら二十分もかかりません。

ドイツには日本のような原生林や野性的で雄大な山や川がないのがとても寂しいのですが、一方では、住宅地の近くに森がいたるところにあり、徒歩だけでも行けてしまうちょっとした自然がたくさんあるのは、ありがたいことです。





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Last updated  2009/10/04 06:39:45 PM
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