テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:フライブルク
この子どもたちは、いったい何を見ているのでしょう。
子どもたちは何を見てる? posted by (C)solar08 答えはこれ。 自然のテレビ posted by (C)solar08 向かい側の山の中腹にある、古い城砦を見ているのです。 これが「自然のテレビ」だそうです。 テレビの枠が、吊り下げられていて、枠の中にお城がおさまるようになっています。 ここはフライブルクから20分ほど走ったところにある、ヴァルトキルヒという町の山にある、自然公園です。 この町は、手回しオルガンで知られています。世界のほとんどの手回しオルガンは、この町で作られたものだと観光協会の方から聞いたことがあります。 日本でも売られているガンターという健康シューズもこの町の生まれです(今はアジアに拠点が移ってしまったようですが)。 ヴァルトキルヒは環境にやさしいツーリズムや数々の環境対策でがんばっている町。市内のそこここに時速が10キロに制限された「遊びの道路」があったり、新しく越してきた人には木がプレゼントされたり。 ヴァルトキルヒ、下のお池 posted by (C)solar08 この自然公園があるのは、町の住宅地わきにある山。 今は黄葉がとてもきれい。この池のわきを通って、山道に入ります。 Waldkirch,自然公園の山道 posted by (C)solar08 久しぶりに上り坂を歩くのは、気持ちがいい。 道のところどころには、色々な自然クイズや仕掛けがあります。 動物の足跡を当てたり、鳥の名前を当てたり、樹木の高さを当てるクイズ。 丸太をバランスをとって歩く遊びなどなど。 海抜900mから見たヴァルトキルヒの町 posted by (C)solar08 遊びながら歩いていくと、もう海抜900メートルとか。といっても、町自体もかなり高度が高いところにあるようですが。 そして、さらに20分ぐらい歩いたところにあるのが、この自然公園に来た目的のもの。 キャノピーウオーク、Waldkirch posted by (C)solar08 キャノピーウオーク、つまり高い木の途中にかけられた橋を歩いて、キャノピー(樹冠、木の頂点)を歩いているような気分になるウオーキング。 私はマレーシアのボルネオのジャングルで初めて体験しました。 そのときは、縄の橋ではあるものの、揺れはしましたが、なんとか歩きこなせました。 でもね。これはマレーシアのよりも網目がずっと大きくて、足がずぶっと抜けてしまいそうなんです!!! ギャー!こわーい! 50メートルよろよろと歩いたところで、すぐにギブアップ。 運動神経のない私には無理よ、無理、無理。 またよろよろと引き返し、木の廊下みたいな、キャノピーウオークの「老人・車椅子用の代用」みたいなのを歩きました。 あとは写真撮るだけでいいの、私は。 キャノピーウオーク、Waldkirch posted by (C)solar08 たいていの子どもは敏捷で、怖さなんか知らないみたい。 でも、私は子どものときから、こういうの、ぜーんぶ駄目でした。だから仲間はずれだったのです。 キャノピーウオーク、Waldkirch posted by (C)solar08 ↑の写真の背景に見えるのが、「老人用」のキャノピーウオーク。 ここから下まで近道したければ 頂上から直下するトンネルすべり台 posted by (C)solar08 トンネルすべり台ですべり下りることができます。 すべりを良くするために、フェルトの敷物が用意されてます。 これももちろんパス。 徒歩が一番。下り道は楽だし。 自然公園の麓の池、Waldkirch posted by (C)solar08 池まで下りてきたときには、もう日が沈みかかっていて、夕焼がきれいでしたが、写真にはうまく出ませんでした。 キャノピーウオークはできなかったけれど、久しぶりに山道を歩いて、とてもすがすがしい気分になりました。ふだんはフライブルクの街中の平坦な道を歩くだけですからね。やっぱり起伏のある道を歩くのは、たいせつみたい。 この公演は、おとなや子どもに体を動かさせる楽しみを提供するとともに、森とかそこに住む動植物についての自然教育も、遊ぶの中に取り入れようとしている意図が見られます。 自然素材でつくったブランコなどの児童公園もあって、手軽な市民の憩いと散歩の場となっています。 反響はとてもよいようで、休日でもないのに山は人でいっぱいでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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