テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:フライブルク
Freiburg,Herdern、森を散歩する市民 posted by (C)solar08 日本は寒い日が続いているようですね。 こちら、ドイツでは、十月終わりから十一月初めに、夜中に水が凍るほど寒くなったのですが、このところ、暖かい日が続いて、日中は十八度までになり、ポカポカしています。 大昔、フライブルクに来たばかりの頃、十一月に氷点下15度になって、脛も耳も凍るような思いをしたことが信じられない陽気です。 このポカポカが終わらない内に楽しもうと、昨日はHerdern(ヘルデルン)という地区の背後の山の上にある、ホテル・メルキュールのレストランまでお茶をしに出かけました。 ヘルデルン地区は。前にご紹介した、私が住むヴィーレと同じく、古い住宅地です。ヴィーレとは反対に、街の中心から北東部にあります。 こちらも建築後100年以上たつ、ユーゲントシュティール(アールデコ)様式の邸宅やが並んでいますが、こちらの方が、ヴィーレよりも豪華。いかにもお金持ちが住んでいる町という感じがします。 山(というか丘)の斜面には、新しい邸宅もどんどん建っています。 黄葉が進んだ森の道では、秋の日差しを楽しみながら散歩をする人にたくさん出会いました。 ホテルは標高350mぐらいのところにあります。 昔からある、「狩人小屋」にちなんで、イエガーホイスレという名前がかつてはついていたホテルなのですが、オーナーが何回も替わって、今はメルキュールのチェーンホテルです。 70年代に建てられたらしい、いかにも無粋なコンクリートの建物なのですが、ここからの景色がすばらしいので、食事やお茶に訪れる人はたくさんいます。 お天気が良いので、予想どおり、レストラン・カフェはバルコニーにもテーブルを出していました。 ホテルのベランダ posted by (C)solar08 外でお茶や食事をするのが好きなドイツ人ですから、店内にすわっている人はゼロ、外のテーブルはほとんどふさがっていました。 フライブルクの街とフランスのヴォージュ山脈 posted by (C)solar08 ホテルは西に面しているので、遠くに、雲の上に浮かぶようにして、フランスのヴォージュ山脈が見えました。 フライブルクはドイツの南西の端近くにあり、ライン川をはさんで、西側はフランスなのです。 コーヒーといっしょに注文したのは、アップフェルフロレンティーノという、ドイツ語とイタリア語の重箱言葉のような名前のケーキ。 アップルフロレンティーヌ posted by (C)solar08 食べかけてから、写真を撮ったので、きたならしくて恥ずかしい。 タルト皮の上に、ハシバミを砕いたペースト、その上にリンゴ、さらにその上に、クヴァルク(クリームチーズをパサパサにしたようなペースト状のチーズ。カッテージチーズに味がちょっと似ています。ドイツではチーズケーキの材料に使われるのですが、私は好きではありません。パサパサしているので)のクリーム、さらにその上に、スライスアーモンドがたっぷりのっているケーキです。 見た目は良いけれど、リンゴが生に近い生焼けで、クヴァルクがパサパサで、あまりおいしくありませんでした。 別に注文した生クリームを塗って、ごまかして食べたという感じ。 これなら自分で作ったケーキの方がおいしいわんと思いました。 それでも日向ぼっこをして二時間ゆったり過ごした時間は、最高でした。 帰る前に、辺りを散歩。 ミュンスター大聖堂のシルエットがきれい。 Herdernの山から見たフライブルク大聖堂 posted by (C)solar08 五時頃には夕日は落ちました。 Herdernの山から見た夕日 posted by (C)solar08 家に帰ってから、クリームチーズと生クリームでレアチーズケーキを作りました。 こっちの方がずっとおいしかったー(生クリームが安いので、材料費は直径18cmぐらいのホールで、三百円ぐらいです)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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