テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:フライブルク
DSC04132 posted by (C)solar08 パソコンの前に何時間もすわっていると、頭がクラクラします。小さな原稿なのに、深みにはまって、調べすぎて、どうしていいかわからなくなって、字数は増えるばかりで、とオタオタすしているうちに、時間はどんどん過ぎていきました。 先週までは、お天気がよくて、春のような日が続きました。 それでお散歩。 ↑の写真の一番奥に見えるのがロレット山。山と名前がついていても、実は小高い丘みたいなもんです。 家から直接行けば、15分ぐらいで上までたどりついてしまうのですが、散歩のためには回り道をして、向こう側からのぼります。 Freiburg, Wasserrueckhaltwiese posted by (C)solar08 西方向に30分ぐらい歩いて、クラインガルテン(貸し農園)を抜けると、目の前に広がるのが、↑の草原。 これは近くの小川が洪水になったときのための、いわば遊水地。ここに水を氾濫させて、家々の地下室に流れ込んだりするのを防ぐのです。 広々として気持ちがいい。イヌが駆け回るには絶好の場所で、イヌ連れの市民がよく歩いています。遠くに見える山々が、前々回にアップした「雲海」を見にドライブしたシャウインスラントです。 ここから森に入って斜面を登ると、もうロレット山の上に。 Lorettobergからフライブルクの西部を臨む posted by (C)solar08 フライブルクの西側はビルディングも立っているので、あまり眺めがよくありません。 一番向こうに青くかすんで見える山並みは、フランスのヴォージュ山脈。そのすぐ手前の丘はドイツ側で、カイザーシュテュールというワイン様のブドウ栽培が盛んな丘(死火山)です。 フライブルク、ロレット山の邸宅の一つ posted by (C)solar08 ロレット山にはお金持ちの邸宅が並んでいます。 「これ、欲しい!」というような家がいくつも。 でも、毎日ここまで登るのは面倒ですね。やっぱりクルマに依存する生活になりますよね。 だから、私はパス。自転車もクルマも乗れませんから。自転車もってるけど、乗れないし。 だから、この邸宅もいらないわ(誰もくれるって言ってないけど)。 Freiburg, Lorettoberg,Schloss Cafe posted by (C)solar08 ロレット山に来たときに、必ず寄るのが、頂上にある「お城カフェ」。 古い建物の中で、若いチームが経営するカフェ兼レストラン。 昔、留学生として居たときには、友だちと日曜日によく朝食会をここでしたもんです。 現在の経営者にになってからは、町の中心から離れているのに、平日でも人がいっぱいです。 Freiburg, Lorettoberg,Schloss Cafe posted by (C)solar08 屋内は暗いのですが、夕日が差し込んだりして、かなりいい雰囲気。 窓から景色を見ながら、お茶や食事。夏は外のヴェランダで楽しみます。 でもね、注文したラズベリーケーキはまるでおいしくなかった。これなら私のケーキの方が見栄えはともかく、味はずっとましよ。隣のテーブルのように、サラダとかにすればよかった。 ロレット山の城カフェに続く古い教会 posted by (C)solar08 このカフェに続く古い教会は今では使われていません。 なんとか戦争のときに、スウェーデン軍が撃ち込んだという弾の跡が、外壁にいくつも見えます。ちなみに、フライブルクはオーストリアのハプスブルク家が支配した町です。マリーアントワネットがパリまでお嫁にいくときに、フライブルクを通ったんですって。それでもって、フライブルク市民はそのとき、大掃除をして町を磨いたんだって。 わたし、高校で世界史を選択して、受験でも世界史にしたんですけど、あのときに習ったヨーロッパの歴史って、なんだかメルヘンみたいで、現実のこととして想像できませんでした。 だから、こちらに来て、あの歴史のつながりで、今のこの国とかヨーロッパがあるのだということが、なんだか不思議に思えてしまいます。 考えてみれば(いえ、考えなくても)、日本のちょんまげの歴史だって、そういう面がありますよね。日本史はとらなかったので、ぜんぜんわかりませんが(必須の日本史の時間はいつもぐっすり眠っていた。ベルが鳴ると、すっきり目が覚めた)。 Freiburg, Lorettobergから市の東部を臨む posted by (C)solar08 カフェの前からフライブルクの東側を見ると、こちら側、つまり拙宅がある側は100年以上の古い石の家が多いので、景観もきれいです。 遠くに見えるのは、やはり「黒い森の山脈。 このように、フライブルクは東と南は「黒い森」に囲まれ、西は遠くのヴォージュ山脈を臨み、北側だけが山がないのです。 帰りは急な坂を下りて(道路が凍っているときはパスよ)、10分で家まで着いてしまいました。 明日から二週間ほどお休みします。 コメントをいただいても、すぐにご返事できないかもしれまえせん。失礼をお許しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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