1341513 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

フライブルク日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2011/02/18
XML
テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:フライブルク
DSC04132
DSC04132 posted by (C)solar08

パソコンの前に何時間もすわっていると、頭がクラクラします。小さな原稿なのに、深みにはまって、調べすぎて、どうしていいかわからなくなって、字数は増えるばかりで、とオタオタすしているうちに、時間はどんどん過ぎていきました。

先週までは、お天気がよくて、春のような日が続きました。
それでお散歩。
↑の写真の一番奥に見えるのがロレット山。山と名前がついていても、実は小高い丘みたいなもんです。

家から直接行けば、15分ぐらいで上までたどりついてしまうのですが、散歩のためには回り道をして、向こう側からのぼります。

Freiburg, Wasserrueckhaltwiese
Freiburg, Wasserrueckhaltwiese posted by (C)solar08

西方向に30分ぐらい歩いて、クラインガルテン(貸し農園)を抜けると、目の前に広がるのが、↑の草原。
これは近くの小川が洪水になったときのための、いわば遊水地。ここに水を氾濫させて、家々の地下室に流れ込んだりするのを防ぐのです。
広々として気持ちがいい。イヌが駆け回るには絶好の場所で、イヌ連れの市民がよく歩いています。遠くに見える山々が、前々回にアップした「雲海」を見にドライブしたシャウインスラントです。

ここから森に入って斜面を登ると、もうロレット山の上に。

Lorettobergからフライブルクの西部を臨む
Lorettobergからフライブルクの西部を臨む posted by (C)solar08

フライブルクの西側はビルディングも立っているので、あまり眺めがよくありません。
一番向こうに青くかすんで見える山並みは、フランスのヴォージュ山脈。そのすぐ手前の丘はドイツ側で、カイザーシュテュールというワイン様のブドウ栽培が盛んな丘(死火山)です。

フライブルク、ロレット山の邸宅の一つ
フライブルク、ロレット山の邸宅の一つ posted by (C)solar08

ロレット山にはお金持ちの邸宅が並んでいます。
「これ、欲しい!」というような家がいくつも。
でも、毎日ここまで登るのは面倒ですね。やっぱりクルマに依存する生活になりますよね。
だから、私はパス。自転車もクルマも乗れませんから。自転車もってるけど、乗れないし。
だから、この邸宅もいらないわ(誰もくれるって言ってないけど)。

Freiburg, Lorettoberg,Schloss Cafe
Freiburg, Lorettoberg,Schloss Cafe posted by (C)solar08

ロレット山に来たときに、必ず寄るのが、頂上にある「お城カフェ」。
古い建物の中で、若いチームが経営するカフェ兼レストラン。

昔、留学生として居たときには、友だちと日曜日によく朝食会をここでしたもんです。

現在の経営者にになってからは、町の中心から離れているのに、平日でも人がいっぱいです。

Freiburg, Lorettoberg,Schloss Cafe
Freiburg, Lorettoberg,Schloss Cafe posted by (C)solar08

屋内は暗いのですが、夕日が差し込んだりして、かなりいい雰囲気。
窓から景色を見ながら、お茶や食事。夏は外のヴェランダで楽しみます。

でもね、注文したラズベリーケーキはまるでおいしくなかった。これなら私のケーキの方が見栄えはともかく、味はずっとましよ。隣のテーブルのように、サラダとかにすればよかった。

ロレット山の城カフェに続く古い教会
ロレット山の城カフェに続く古い教会 posted by (C)solar08

このカフェに続く古い教会は今では使われていません。
なんとか戦争のときに、スウェーデン軍が撃ち込んだという弾の跡が、外壁にいくつも見えます。ちなみに、フライブルクはオーストリアのハプスブルク家が支配した町です。マリーアントワネットがパリまでお嫁にいくときに、フライブルクを通ったんですって。それでもって、フライブルク市民はそのとき、大掃除をして町を磨いたんだって。
わたし、高校で世界史を選択して、受験でも世界史にしたんですけど、あのときに習ったヨーロッパの歴史って、なんだかメルヘンみたいで、現実のこととして想像できませんでした。
だから、こちらに来て、あの歴史のつながりで、今のこの国とかヨーロッパがあるのだということが、なんだか不思議に思えてしまいます。
考えてみれば(いえ、考えなくても)、日本のちょんまげの歴史だって、そういう面がありますよね。日本史はとらなかったので、ぜんぜんわかりませんが(必須の日本史の時間はいつもぐっすり眠っていた。ベルが鳴ると、すっきり目が覚めた)。

Freiburg, Lorettobergから市の東部を臨む
Freiburg, Lorettobergから市の東部を臨む posted by (C)solar08

カフェの前からフライブルクの東側を見ると、こちら側、つまり拙宅がある側は100年以上の古い石の家が多いので、景観もきれいです。
遠くに見えるのは、やはり「黒い森の山脈。

このように、フライブルクは東と南は「黒い森」に囲まれ、西は遠くのヴォージュ山脈を臨み、北側だけが山がないのです。

帰りは急な坂を下りて(道路が凍っているときはパスよ)、10分で家まで着いてしまいました。

明日から二週間ほどお休みします。
コメントをいただいても、すぐにご返事できないかもしれまえせん。失礼をお許しください。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011/02/18 11:49:53 PM
コメント(6) | コメントを書く


PR

Profile

solar08

solar08

Freepage List

Calendar

Category

Comments

solar08@ ameliaさんへ 終了する必要もなかったかな、なんて今頃…
amelia@ Re:終了、引っ越し(10/14) solarさん この記事を拝見して、とても悲…
solar08@ 服部 充さんへRe:ワーキングホリディについて(04/07) すみません、お手数をおかけしまして。 メ…
服部 充@ ワーキングホリディについて 今泉みね子 様 お世話様です。 たぶんこ…
Solar08@ It's さんへ 拙い文を読んでくださって、ありがとうご…

Favorite Blog

KIK家の気張らない主… ☆KlK☆さん
ぴかままのおうち pikachumamaさん
シイラのイブクロ シイラ♪さん
ふたりと三匹 mitsumineさん
二度あることは三・… かりん6159さん

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.