ヨガポーズ「二つの孔雀のポーズ」
一つ目のヨガポーズ、孔雀のポーズは体を水平に伸ばし、腹部に肘を当て、手で体を支え浮かす孔雀(マユーラ)アーサナ。ヨガの古典「ハタヨーガプラディーピカー」にも出ている伝統あるポーズです。 [マユーラ体位]両方のテノヒラを地上につけ、両方のヒジの上にヘソの両側をあてがい、カラダを宙に浮かして、棒のごとくまっ直ぐに保持する。この体位はマユーラ(孔雀)の体位とよばれる。 ハタヨーガプラディーピカー 1・30 [マユーラ体位の効果]聖者マユーラの体位は脾臓肥大などの疾患のすべてを取りのぞき、体質の異状からから生じたもろもろの病気をなおす。大食した粗悪な食物をことごとく灰と化し、また胃の火を起こして猛毒を中和することができる。 ハタヨーガプラディーピカー 1・31 以上 「ヨーガ根本教典」佐保田鶴治 平河出版社刊より二つ目は孔雀が尾を立てたように、自分の上腕部を孔雀の足とし、自分の足を尾をする逆立ち。ピンチャマユーラアーサナです。二つとも難しいヨガポーズですが、たゆまず・こつこつと練習していけば出来るようになるものです。