テーマ:プロ野球全般。(13401)
カテゴリ:スポーツ
両リーグ優勝者同士の対戦は、緊迫感のある楽しい試合でした。
勝負に「タラ・レバ」は禁物ですが、巨人・阿部の故障が無ければ結果は変わっていたかもしれない。 理由は、打力もさることながら、鶴岡のつたないリードだ。 今年、横浜から移籍してきた鶴岡は、横浜でもスタメンは少なかった。 巨人に移籍してからも、阿部の故障まではほとんどマスクをかぶる事はなかった。 以前にも述べたが、巨人軍の投手達は、調子が良ければ打たれる事が無い選手がほとんどで、すごい才能の持ち主が集まっている。 なにせ、お金以上に、家族の心配事や、弱みを突いて選手を獲得するのだから・・・。 そんな選手でも、調子が悪いときや、疲労もある。 捕手の腕の見せ所はそんなときなのだ。 打者の内側にしつこくストレートと、困った時には変化球。 1・2戦はうまく行っても、7戦まで行っても変わらないリード。 これでは、対応されてしまうだろう。 1試合で打者は少なくとも、3回は打席に立つ。 3連戦であれば、合わせて9打席以上。 さらに、同じ対戦が(同リーグ同士であれば)20数回もあるのだ。 打席数にすれば70打席にも及ぶ。 つまり、長いビジョンで印象づける球や軸となる球を考えてシーズンに挑み、そのうえで、投手の調子を見てさらなる配球を考えて行くのだ。 ところが、このシリーズの鶴岡は調子が良かった時の投手(シリーズ前半)の配球しか考えていなかった。 もし、前半戦にシリーズ後半に対しての布石を打っておけば、少しばかり投手の調子が落ちても、打ち取る事が可能だったのかもしれない。 その意味では、西武の捕手・細川の怪我はいい方に転がったのかもしれない。 まさしく「怪我の巧妙」だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 10, 2008 06:21:23 PM
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