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テーマ:お勧めの本(7221)
カテゴリ:カテゴリ未分類
私は読書が好きだ。いや、活字中毒と言ったほうが良いかもしれない。
ハードカバーから夕刊フジまで毎日幅広いジャンルの活字を読む。 ハードカバーは持ち歩くには不便だが、本屋で吟味して気に入ったら重さを気にせず購入する。活字ジャンキーだからだ。 夕刊フジは世の中の動向を幅広く知るために読む。時々、エッチな記事も読もうとする。スケベだからだ。(しかし小心者だから電車の中では読めない。) 話がそれてしまった(汗) この「国家の品格」(藤原正彦 著、新潮新書)は前から読みたかったのだが、やっと昨日購入して、一気に読んだ。 感想を述べると、ここ数年に読んだ本の中では、私の中では一番の良書だった。 内容を要約すると、世の中は論理、原理だけでは語れない。今こそ、もっと日本人が昔から重んじていた「情緒」や「もののあはれ」や「形」を大事にするべきだ。 「勝ち」「負け」だけが全てではなく、「武士の情け」「敗者への思いやり」こそが日本人が古来より持つ美徳である。 日本人は英語を勉強するよりも、国語(自国の文学)をもっと勉強し、豊かな知識、教養を身に付けるべきだと語っている。 著者は東大出の数学者で、新田次郎の次男である。とある講演で語ったことを修正して出版しているので、少し過激な論調もうかがえる。 私は、思想的には右にも左にも組しないが、この本に書かれていることは共感できる。 特に、著者が子供の頃に父親から教えられた「ならぬものはならぬ。」(会津藩のある藩校の教訓の締めの言葉)の教えは素晴らしい。 理屈や論理だけでは推し量れない、いけないことは世の中にはある。それを子供に聞かれても、「ダメなものはダメだ。」とはっきり言える親になりたい。 私は息子(小6、今年中1)に、彼が小さな頃から、「弱いものいじめはするな。」「女子供には手をあげるな。」、とこの二点は言ってきた。 この著書にも同じことが書いてあった。私の教育はこの二点だけは今のところ間違ってないようである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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