|
全て
| カテゴリ未分類
| サザンオールスターズ関連
| ビートルズ関連
| BOOWY
| レベッカ
| ビリー・ジョエル
| 佐野元春
| チェッカーズ関連
| 大滝詠一関連
| ユーミン
| 甲斐バンド
| 小説「高校時代」
カテゴリ:カテゴリ未分類
3月は、卒業、転勤、転職など別れや新生活へ旅立つ季節だ。
そして私は妙に感傷的になってしまう月でもある。 私も別れや旅立ちを経験しているが、自分の人生に一番インパクトを与えたのは、東京の大学へ入学するために、18年間生まれ育った静岡の地を後にした時だった。 その時のことを覚えている範囲で忘れないように綴っておこう。 1984年(昭和59年)3月初め、私は一縷の望みをかけ第一志望の大学の合格電報を自宅で待っていたが、来たのは、「サクラチル」内容であったた。 あっさり夢破れた私は、4大学5学部受験したうち、唯一受かった第二希望の大学へ進学することを決めた。(つまりスベリ止めにも落ちたということですな(汗)) 唯一受かった学校は、一番最初に試験があった学校で、当然、合格発表も一番最初にあり、幸運なことに合格した。 第一志望の大学の試験前に、「浪人はない」と思いっきり気が緩んだことにより、第一志望の試験は散々だった。この辺りが、私の詰めが甘いと言われる所以である。 両親から「浪人はさせる余裕は無い。落ちたら働け。」ときついプレッシャーを受けていた私は、落ちたらアメリカに行って皿洗いをするつもりだった(当時はビッグになるためには、アメリカへ行って、皿洗いから身を起こさないと、アメリカンドリームは掴めないと信じていた。「俺の空」に感化されすぎ(汗)) 兎に角、東京へ行く道のりが開けたことに心が沸き立っていた私は、母に「3月の下旬に東京へ行く。」と告げた。 「そうかね。」と母は寂しげにポツリと言った。 ~続く~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|