テーマ:パイプたばこを吸おう(1847)
カテゴリ:パイプ喫煙
![]() シェラックの再塗布作業の4個目のパイプが完成しました。喫煙テストも無事完了し、異常は出ませんでした。上の写真が完成状態です。 一応これで、やり直したかったパイプは全て作業が終わった事になります。 という事で、昨年の失敗したシェラック塗布作業と、今年の成功した塗布作業で何が違っていたかをまとめておきます。 1.重ね塗り 昨年の作業では3回ぐらい重ね塗りをし、塗膜をかなり分厚くしました。それで塗膜が硬化するのに時間が必要だったのだと思います。今年は重ね塗りをせず、1回薄く塗っただけなので、硬化しやすかったのではないかと思います。 2.シェラックの状態 昨年は、脱脂されていないシェラックを、エタノールに溶かした直後に塗布しました。今年は、昨年の作業で余ったまま保管してあった溶液を、掻き混ぜずに上澄みだけ使ったような感じになっています。このため、油脂分の少ないシェラックを使った事になっているのではないかと推測しています。 ですから、最初から脱脂してあるシェラックを使用していたら、昨年の作業でも少し違った結果になっていたかも知れません。 3.乾燥時間 昨年の作業では、途中の乾燥時間は1~2日間程度しか取っていませんでしたし、塗装も厚塗りでした。ですから、塗膜が硬化する前に実使用してしまったのだと思われます。塗膜が硬化していなかったので、喫煙中にパイプが熱くなった際に、パイプ内部から蒸発するアルコール分やら水分やらで、塗膜が泡立ってしまったのでしょう。 今年は、作業前、古い塗装の剥離後、塗装後にそれぞれ1週間程度の乾燥期間を設け、且つその途中で何度かドライヤーを使った強制乾燥も織り交ぜました。これで、塗膜の硬化と内部の乾燥を十分に行えたのだと思います。 以上が、今年の作業で成功した要因だと考えています。もし皆さんがシェラックを使用なさる事があったら、ご参考にしていただければと思います。m(__)m [参考になる煙草ブログは此方 Click!] ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.10.10 18:14:36
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