テーマ:機械式腕時計を語ろう(346)
カテゴリ:ドイツ時計情報
マニアな方にオススメの手の込んだムーヴメントです。限定300本!ドイツのBruno Sohnle【ブルーノ・ゾンレー】グラスヒュッテ手巻き腕時計/ゴールドシャトン 今まで気付いていなかったのですが、ドイツ・グラスヒュッテの小工房であるブルーノ・ゾンレの時計が、日本でも販売されているようです。 上のリンクのショップさんで販売されているのは、自動巻5機種と手巻き2機種で、価格的にはかなり良い線であるように思います。円高を上手に利用したリーズナブルな値段です。 自動巻の方は、スイス・セリタ社の汎用ムーブメント「SW200」に、グラスヒュッテ風の装飾を施した機械を搭載しており、これはこれでなかなか美しい機械外観になっています。 一方、手巻きの方は、スイス・ETA社の汎用ムーブメント「Cal.6498」を大改造した機械を載せています。ムーブメントの受板をグラスヒュッテの時計らしい3/4プレートに交換し、ビス止めゴールドシャトンやスワンネック緩急針など、古典時計マニアが喜ぶ仕様を備えています。 正直に申し上げると、どちらも時計マニア受けを狙ったムーブメントの外観だけが売りで、実質的な中身はほとんどスイス製低廉汎用機械の普及タイプ腕時計でしかありません。(笑) ただ、ちゃんとそういう時計らしい価格になっていますし、それと分かって見た目を楽しむ分には、十分に価値のある時計になっていると思います。 特に手巻きの方は、ベースムーブメントに加えられた改造度も高く、スワンネックという機能的な向上もなされているので、非常に興味深い存在です。 ちょっと欲しい時計です。 [マニアが喜ぶ時計ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.05.15 17:16:17
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