テーマ:パイプたばこを吸おう(1856)
カテゴリ:パイプ喫煙
昨年、ダンヒルがパイプ煙草から撤退し、「ダンヒル」ブランドのパイプ煙草は流通在庫を残すのみとなりました。その後、ロバート・マッコーネルから一瞬だけレプリカ銘柄が発売されたりしましたが、それも問題が生じて直ぐになくなりました。 で、更に、「ダンヒル」銘パイプ煙草の最後の製造元であったスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)が正式にダンヒル社から権利を買い取ったという話が出て、もしかしたら再販されるかも知れないと思っていたのですが、・・・遂に再販が開始されたようです。しかも「ピーターソン」ブランドで! 先日、ドイツのネットショップから新製品のメールが届いたのですが、発売になったのは以下の3銘柄だそうです。 マイミクスチャー965 アーリーモーニングパイプ ナイトキャップ 「ピーターソン」ブランドのパイプ煙草はSTG製ですし、「ダンヒル」のパイプ煙草もSTG製だった訳ですから、これはもう完全に同じ物と考えても良さそうです。しかも、名前も缶デザインも同じです。違うのはブランド銘だけのように見えます。 このドイツのパイプショップの「ピーターソン」パイプ煙草のラインアップを見ると、「LAST CHANCE」という表示が出ている銘柄が幾つかあります。「ゴールドブレンド」や「ラグジュアリーブレンド」といった銘柄です。多分、生産が終了し、後はショップ在庫のみという意味なのだと思いますが、「ダンヒル」後継銘柄発売と同じタイミングだというのが興味深い所です。もしかしたら、ピーターソン社としては限られた会社資源を「ダンヒル」後継銘柄に振り向けるために旧来の銘柄の幾つかを廃止にしたという事なのかも知れません。 また、アイルランドを代表するパイプブランドであるピーターソンが、イギリスを代表するパイプブランド「ダンヒル」の後を継ぐというのも、ちょっと面白い話だと思います。これがもし後を継ぐのがイギリスの他のブランドだったりすると、ブレグジットの問題とか絡んできて、世界的な流通に何らかの障害が出るかも知れません。ピーターソン(アイルランド)の煙草は、イギリスの煙草とは少し毛色が違って、やや欧州本土的な雰囲気があると感じていますが、それでもやっぱり欧州本土よりイギリスに近い味わいがあると思います。ですから、まぁ、ピーターソンで良かったんではないでしょうか。 という事で、ダンヒル後継ピーターソン銘柄の日本への輸入を楽しみに待ちましょう。 [楽しみな煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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