雪が激しく舞う中、
本業でお世話になっている業者さんのところへ
お邪魔して参りました。
仕事中ではなかなかお聞きできない事を吸収してこれました。
本日のお題は賃貸ではなく「飲食店ビジネス」です。
5年前に身内のビジネス拡大に伴って
様々な検討を重ねる中で一つのオプションとして採用し、
立上げの準備をして参りましたが、FC契約上の不備を指摘して以降
関係がギクシャクしてしまい、結果、頓挫した経緯があります。
それ以来、実業界に顔が利くこともあり
情報収集で何かとお世話になっている次第です。
当地での飲食店ビジネスの近況は芳しいものではなく、
以前にも増して生き残りが難しいようです。
地元の有力外食や最近売り出し中の方々など
成功モデルについての検証やそれを踏まえての成功要件など
意見交換を致しました。
ローカルではシンジケーションが物を言うというのが実感です。
実は、2年程前から人材や物件についての
具体的なご紹介を受けており、これまで3人と面談しましたが
ピンと来るところがなく、未だ契約に至っていません。
詰まるところ、人への投資という側面が非常に強い業態であり、
考え方や将来像、現況とあるべき姿の自分とのGap分析、
成功体験(小さくて結構)、スキル(大前提)、
コミュニケーション能力(最近はここの比重が高くなる傾向)など
当方で求めるスペックも決して低いものではありませんので
投資先の選定は難航を極めています。
当面は面接を重ねながらですが、最近は自動車ディーラー経由での
実業家や投資家などの人脈を開拓しつつありますので
チャネルや業界に通じている人経由で探索することになりそうです。
(投資回収後は、営業権の無償譲渡とその後のオーナーシップ持分
比例型報酬体系への移行というインセンティブ付です)
飲食店については、規模の拡大は全く考えていません。
最低限、実業と投資の両面でハードルレートをクリアしながら
小規模でぶれないテーマを持ち、長期間に渡って支持される
モデルを構築することが目標となります。
以前に綴った農業や牧場ビジネス(所有する事に拘らず)への
目配りは最終消費点としての飲食店に繋がる話でもあります。
中心地が地盤沈下し、不況が長引く中ですが
持たざる者が参入するにはいい機会ではないかと考えています。
「オマハの賢人」の声が聞こえます。
「人々が怖がっている時こそ、がめつくなれ」