|
カテゴリ:雑感
さて、インバウンドが好調に推移していて
第二四半期(4-6月)で前年同期比13%増と 勢いに陰りが見られる事はない。 当地は訪問率でも顕著な上昇が見られ 未だ全国30位と劣等生ながら 前年同期比で13%の伸びが確認された。 自然やスキーなど体験型が 伸びている事が理由だと思われる。 レポートで指摘されていたのが、 消費額でイギリスとイタリアが中国を超えたこと。 それも内容が圧倒的に異なるのです。 中国は爆買いが一巡したとはいえ、 彼らのお目当ては尚も「もの」への消費 全消費額の6割を超えているとの事。 一方で、欧州勢のお目当ては体験 スポーツ観戦やツアー、食文化、 異文化を感じられる体験など・・ 以前、人口比で見た時に 圧倒的に欧州勢の訪日観光客の数量 つまり訪日率でアジア勢に比して 著しく劣る事を指摘しましたが、 今回のレポートで欧州勢のプレゼンスが 相対的に上がった事で それら可能性・伸びしろを裏付けた形になりました。 欧州勢を攻略する事で 数量と単価の両面で大きく伸びていけば 現在、1兆円強と言われ、 GDPを1%弱押し上げると試算されている 経済効果についてもはっきりと結果が表れてくるでしょう。 日経は、地方振興の切り札として また公共投資の代替物として 期待している趣旨の記事を出しています。 宿泊や食事、体験に糸目をつけずに 消費するネオ爆買い・・ 欧州勢を取り込みに成功すれば、 日本はタイ並みの成功を収められるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[雑感] カテゴリの最新記事
|