仕事場に 預かり犬花ちゃんの飼い主さんが入っているグループホームの人が来て
杖の先の滑り止めゴムを交換しにきました
用品の担当が居なかったので
ピンチヒッターで 適当に交換しました
で 花ちゃんの飼い主さんの状態を聞くと
もう 花ちゃんのことは 忘れてしまったようです
グループホームに 入った頃は
花ちゃんに会いたいと 日記にも書いてあったらしいですが
今は 自分が 現役で働いていた最後の時代を生きていると思っているようです
それは もうかなり前の年代になるので
そこには 飼い主さんの愛犬花ちゃんは 存在していません
今生では もう 花ちゃんのことを思い出すことはないのか
と思うと 花ちゃんが 可哀相になってきます
今でも 花ちゃんは 散歩の途中で 飼い主さんと似通った人を見かけると
近づこうとします
花ちゃんにとって 忘れ得ない人なのだと思います
しかし 思い出は思いでとして 花ちゃんも新しい生活を切り開くべきです
私は 飼い主さんに取って代わることはできませんが
花ちゃんの 庇護者として 共に生活をしてやろうと思います
旅行で 花ちゃんも 一応みんなに 挨拶をして廻ったことですし
とりあえずは 今日からは 預かり犬としてではなく 看板犬として
花ちゃんに 事務所に居て貰うことにします
下の画像は旅行の時バスの窓から覗く花ちゃんです