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カテゴリ:テレビ・映画・本
今朝 マイケル・ジャクソンが死亡したと TV報道が伝えていました 私は あまり彼のことに興味がなかったので おや それはお気の毒に というぐらいの感想なので あります その報道インパクトにより 陰が薄くなってしまったのですが ファラ・フォーセットが 亡くなったとも 報道されました 私が 若かりし頃TVで見た 初代チャーリーズエンジェルの女優さん でありました 最近 癌におかされ 余命幾ばくもないが 結婚するのだ と 聞いたばかりなのに お気の毒なことでした 人間として 長く生き続けていくと 髪の毛が 1本1本抜けていくように 知っている人が亡くなっていきます もちろん 新しい出会いもありますが 若いときほど 鮮烈な意識で出会うということは少なくなってきて 喪失感ばかりが 拡がっていきます
私より 1,2歳若い方でした ベッドのマットレスを製造している方で 仕事には研究熱心 人間的には温厚・善良 でありました 最期にお出会いしたのは 今年の正月過ぎ でした せっかく 来ていただいたのに あいにく そのときは 仕事場の新年会と重なっていて 「どうかご一緒に」という一言が出なくて 今となっては それが後悔になっています そのときは 知らない者ばかりで 窮屈な思いをさせるだろう と思ったのですが 誘えばよかったなあ と当時から 気になっていました 共通の知人を通じて 彼の変調を知って お見舞いに出かけたとき 手術直後と いうことで ご家族にお出会いしただけで戻ったのですが やはり 誘えばよかったなあ という思いは いっそう強くなりました 今回の死亡の連絡も わざわざでなく 受注品の配送が遅れてもいいか という仕事の問い合わせを兼ねたものでありました 思えば 私は ずいぶん 無理を聞いてもらいました 本当は 100枚単位ぐらいの取引が当たり前の会社なのですが 私は 10枚ずつの取引をお願いし お客様が 材質の違う堅いマットをといえば 1枚でもそれを制作してくれ 折り目のないマットをいえば また 1枚それを制作してくれた方でした 民間企業の経営者ではありましたが 福祉のマインドを生涯持ち続けた方でありました 惜しい方を亡くした と思うのですが これも人の世の定めとあれば 致し方ありません 故人のご冥福と 後を継がれる方のご健勝を 祈るばかりであります
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