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カテゴリ:超極私的税務経営有益思考
みんな、これ読んで~~。
今日、うちのお客さんに怪電話がかかってきた。相手は清水税務署をかたる女性。 (名前は名乗ったが、後に述べるように偽名と判明) 「お宅の息子さんに所得税の還付をしたいのです。 なので、息子さんのご住所、勤務先、振込先口座、 『携帯電話の番号』を教えて下さい。」ときた。 お客さん、とてもいい人で、振込先口座をちょっと調べてみた。 でも、息子の口座番号なんか通帳でも見ない限り親といえども分かるはずがない。 「今、ちょっと分からないんで、折り返し電話します。」とお客さん。 「待ってますから調べてください。」と怪電話。 そこで、お客さんはまたあれやこれやと調べた。でも分からない。 「やっぱり分からないんで折り返します。電話番号を教えてください。」 「そんなことも分からないんですか!そんなことじゃあ、還付しませんよ!!!」 と電話が切られる。そこへ俺達が登場。 んで、この話を聞いたんだけど、おかしい所だらけじゃない? まず、 1、「折り返します」って言ってくれてるのに、拒否する。 普通の人だったら、「恐れ入ります」でお願いすると思う。 2、住所を聞くか? 確定申告書には住所記載欄がある。しかも名前の下。 名前のふりがなを忘れる人がいるって話は聞いたことがあるけど 住所の記載がないってのは聞いたことがない。 3、勤務先は関係ない。いくら所得があるのかが問題であって それをどこからか貰っているのかってのは大きな問題ではない。 (問題になるケースもあるけど、今回は無関係) 疑問点だらけだ。しかし、一応、清水税務署に行って確認することに。 「すいません。○○さんはいらっしゃいますか?」 「いや、そのような人間はいませんが。」 なんだそりゃ?やっぱりか?という顔をしていたら、向こうが用件を聞いてきた。 説明すると、上役を呼んできた。なんだかニコニコしながら寄ってきて 「いや~~、最近、そういう問い合わせが多いんですよ~。 うちの家にも息子の名前を使われてかかってきたんです。」 税務署職員の息子をターゲットにするとは、なんてアホアホな奴! 「税務署は携帯電話の番号を聞くことはありません!」とも言っていた。 こういうのは取り締まりできないもんかね??? 「還付する」って言われりゃ、ま、悪い話じゃないよね。 お金が返ってくるんだから。 (この「返ってくる」って表現が俺は嫌いなんだけど、その理由は別の機会で。 あえて、一般的な「返ってくる」を使いました。) しかも、相手は、税務署。普通の生活をしている人なら接点が全くない役所のひとつ。 しかも、可愛そうな事に、イメージが悪い。怖いってイメージなのかな、みんな? 慣れていない人は言ってしまうかもしれない。 このケース以外にも「社会保険事務所です。」とか「市役所の国民年金課です。」とか いろいろな名前を使っているらしい。 こういう電話は、一旦切って折り返す、ってのが一番だね。 それで、切ってから冷静に当事者(今回の場合は息子さん)に事実関係を確認しよう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.06.16 18:14:53
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