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皆川一夫著「ヴェトナムのこころ」ーしなやかさとしたたかさの秘密ー、めこん、1997年刊。1900円+税。 この本も私のたいして沢山は無い書棚に眠っていました。3月14,19,29日に書いたように、坪井善明さんの「ヴェトナムー【豊かさ】への夜明け」と「ヴェトナム新時代」岩波新書を読んだ余勢で、この本も読みました。 皆川さんは外務省のお役人ですが、多分、キャリアでは無いのでしょうね。なんと、ヴェトナム戦争の最中1972年にヴェトナムに駐在を始めたのですから。 坪井さんの本はヴェトナムを総合的に理解する事のできる良い本です。皆川さんの本は外務省のお役人ではありますが、政治・戦争のことはほとんど書いてなく、ヴェトナム人の生活を書いています。 彼の人生は波乱万丈です。いい人ですね。私より9歳若いのだ。しかも、日本人の奥様を亡くされ、二人目の奥様はヴェトナム人です。 ヴェトナム人の習慣とか心、南北の違いなどを知るには実に良い本です。既に、発刊から13年経っていますが、内容は古くありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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