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テーマ:タイ(3308)
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北からの水の流入状況によっては、水が引くのは来年になるかもしれないという観測もあります。 ところで先週、タイ航空公社は水さえ引けば4ヵ月後に業務を再開できると発表しましたが、いったいドンムアン空港を復活させる必要があるのかと疑問の声があがっているそうです。 というのは、推定復旧費用が約10億バーツ。 しかもこれは、滑走路、第一ターミナル、管制指揮施設のみの修理代で、運行を再開できるのはノックエアーとオリエンタルタイの国内線だけ。 その他の第2ターミナル、旧貨物、国内線ターミナルと、タイ空軍の施設の復旧は今のところ予定がないようです。 つまり、莫大な予算をかけて、たった2社の航空会社のために大掃除と修理をしても割が合わないということでしょう。 こういう問題には、巨大な利権が絡んでいるでしょうし簡単に結論は出ないでしょう。 また、一外国人が口出しする話でもありません。 ただ、ドンムアン空港にはとても愛着があるから、もし廃止になったら寂しいなという思いがあります。 私が初めてドンムアン空港に降り立ったのは、27年前20歳の時でした。 初めての海外なのに、いきなりフライトが6時間も遅れて到着したのは午前2時頃でした。 12月だったけど、タラップを降りたらいきなりむっとした空気に包まれて、南国に来たことを実感しました。 不安と興奮に駆られながら、訳も分からないままいきなり白タクに乗るはめになって、当時は真っ暗闇だった郊外をドアミラーのないおんぼろ車でバンコク市内に入りました。 それから何十回、ドンムアン空港を利用したかわかりません。 印度への旅、結婚式に来てくれた両親を迎えに行った時、長くお付き合いした恋人との最後の別れで、彼女がイミグレの向こうに消えた後で涙したこと。 それから、第2ターミナルにあった自家醸造の生ビールを飲ませてくれるパブも大好きでした。 ドンムアン空港廃止案というニュースを読んだら、忘れかけていたたくさんの思い出が蘇ってきました。 時が過ぎれば全ては移り変わっていきますが、心の中の思い出は今もなお色鮮やかです。 ドンムアン空港に様々な思い出を持つ人が、世界中に無数にいることでしょう。 この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ下の3つのアイコンに応援クリックをお願いいたします。 皆様から頂く一票とコメントを励みに、毎日更新しています。 どうぞよろしくお願いします。 クリックされたら、他のたくさんの人気ブログとも出会えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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