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コントラバス演奏記

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2017.09.18
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カテゴリ:墨染交響楽団
2017年9月18日、一回飛んで​第20回記念公演​以降初めて墨染交響楽団さんのステージに乗せてもらうことになりました。
場所は夏公演を通常行っている​城陽のプラムホール​に戻って・・・
そう、夏公演と言えば台風。また・・やって来ました。

 もともと9月の敬老の日3連休に演奏会を行うことが多い墨染交響楽団さんですが、それはまさに「​二百二十日​」過ぎの頃。台風シーズンなんですよね。
以前には2013年の台風18号で京都・滋賀に初めての特別警報が発令された日に本番があり、当日の朝滋賀から京都に抜けるのに6時間以上かかって、​本番に遅刻してしまう(1曲目の途中から紛れ込んだ)、という苦い経験がありました(第14回定期)​。
さらに言えば、その1年前にはお盆前後の大雨でプラムホールの電気系統が故障しホールが使えなくなって、​急遽大津市民会館に場所を移しての開催、ということもありました(第12回定期)​。
 今年も「台風直撃か?」の予報に団員の方(特に運営もされている方)は前日のゲネプロから、天気予報とにらめっこしながら、リスク管理と回避・連絡のアクションで気が気でなかったことと思います。
 結局台風は前日夕方から深夜にかけてが最接近、ということで確定し、ゲネプロは予定どおり敢行されました。翌日(本番)優先で無理はせず、ということをはじめとして、移動用の大型傘や、練習終了後の荒天に備え大型楽器をホールへ移動させるための(個人で持って帰ることが危険な場合)車を準備したり、帰れない、もしくは翌日の朝の移動にリスクを感じる方のためにホテルの斡旋をされたり、と万全の対策に頭が下がるばかりでした。演奏も担当しながらのこの準備、団員の皆さんの献身と連携は感動的です。
 翌日は無事台風も過ぎ、800名を越えるお客様がお越しくださいました。1,2階席で約1150名入る(3階席は閉じたとして)ホールですので、ホールがほぼ埋まった感じです。​ソリスト福澤先生​のファンやお父様(いくつかのアマチュアオーケストラでフルーティストとしてご活躍中)のオーケストラ関連の方もお見えのようで、暴風雨直後とは思えない熱気でした。そう、考えてみれば1年前は​記念演奏会で京都コンサートホールでの公演​だったんですね。城陽へは凱旋公演となるわけで、演奏する側も聴く側もわくわく感いっぱいのムードでした。

<<​墨染交響楽団​第22回定期演奏会>>

■2017年9月18日(月・祝)14時開演 13時開場

■文化パルク城陽プラムホール
(近鉄京都線・寺田駅下車)
http://www.bunkaparcjoyo.net/access_p.html

■入場無料、全席自由
(整理券・チケット等は不要です。当日会場にお越しいただければそのままご入場いただけます)

■曲目
ブラームス  ヴァイオリン協奏曲(カデンツァ:ヨアヒム)
チャイコフスキー  交響曲第5番

■ヴァイオリン独奏:福澤 里泉
■指揮:滝本 秀信


私の演奏位置と使用弓、演奏回数は以下のとおりです。エクステンダー、やっぱりホ調の曲では出番がほぼ無い(笑)。一方ニ調のブラームスでは威力絶大!

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(3Pult中) 2pult-out 独弓 演奏回数:2回目 extender: C
・チャイコフスキー:交響曲第5番 (4.5pult中)2pult-out 独弓 演奏回数:8回目 extender: 未使用
・チャイコフスキー:弦楽セレナーデから、2.ワルツ (アンコール)独弓 extender: 未使用

 ステージが冬の呉竹よりも広いこともあり、例年城陽ではオケの編成が大きめになります。ただもともと高弦は小振りなオケなので、チャイコフスキーでは上から、12-11-9-9-9 という低音重厚な編成。コンチェルトがありますので、ブラームスではエキストラの方中心に降り番が入って、10型くらいですか。チェロは5人、なのにコントラバスは6人という逆転現象が発生してました。ま、ブラームスは低音厚い方がかっこいいですが・・(笑)。
 コントラバスパートは上記の通り9名。安定した2名団員の方、そしていつものメンバー、Hさん(私と同世代、このオケでのバスパート演奏経験最長)、Sさん(京都市民管)、Iさん(八幡市民オケ)に、首席Mさんの大学オケの後輩にあたるAさん、Uさん、Yさん。後輩の皆さんがこれまたパワフルで上手!

5弦4本+エクステンダー1本(ブラームスでは計3本)と低音拡張も万全でした。首席氏の人徳と顔の広さですねー。


 プラムホールのステージ、呉竹よりは広いですが、決して大きいわけではありません。ベースも9人でどうなることやら、と思いましたが、まえから2-4-3人という3列で、後ろ2列が雛段に乗る形で綺麗に入りました。トップ氏の読みはバッチリ。そして私は今回もまた一番客席寄り。こんなおっさんじゃなくて、隣に座っていた後輩さんの女子大生(現役4回生!)をお客様に披露した方がいいと思ったのですが(笑)、けどおっさんはoutじゃないと楽譜が見づらい、と文句言うしで・・すみません。
 それ以外の弦楽器はVc外の通常配置。ホルンは下手側。墨オケさんはVc外が基本なのです。
 ​コントラバスの配置。横も後ろも美女。首席氏の配慮に感謝(笑)​
  ブラームスは協奏曲といいながら重厚で、まるで交響曲のようなオーケストラパートが書かれていて、オケにとってもなかなか大変かつ面白い(単純な伴奏ではない)曲ですが、その分Vnソロには技巧だけでなく音の大きさ、太さ、そして鳴りが要求される大変な曲です。福澤先生、これが協奏曲のオケ共演初めてとはとても思えない堂々たる演奏でした。カデンツァは一番スタンダードなヨアヒム作のもの。私は​前回八幡市民オケでの演奏​はブゾーニ作の、カデンツァ中にティンパニやチェロバスが登場して絡む、という変わったものしか経験していなかったことから、スタンダードなものをじっくりステージ上で堪能させていただき、よかったです。
2楽章の木管楽器も好演し、ドイツ音楽の重厚さと情感がお伝え出来たように思います。
実はリハーサル時点で、solo部分でもバスはもう少し出した方が良い、とアドバイスをいただいており、「しめしめ(笑)」と奮起したのですが・・いかがでしたでしょうか。ここのホールもお客様が入ると低音がとおる感じなのかも知れません。

 チャイコフスキーの第5交響曲は、学生オケ、市民オケのスタンダードな定番曲。私も演奏8回目となりました。
ともすれば金管楽器を派手に鳴らして勢いで押し倒してしまい、「ビールが旨いぞ」という自己満足的熱演で終わってしまう危険性のある曲ですが、さすが墨オケさんは大人。マエストロ滝本先生の丁寧かつ情感溢れる演奏を目指す想いを最大限に実現すべく、楽譜を真摯に読み込んだ演奏が光ったように思います。特に私のすぐお隣(右の写真のとおり、私は最もチェロ寄りで弾いていました。)で弾いているチェロパート、楽譜の細かい強弱記号がすべて見えるような克明かつ丁寧な演奏で、こちらも「9本でいてまえー」的な演奏にはとても出来ず、それなりに考えた演奏、パートの音になったように思います。
 とはいえ、9本の力。なぜか5弦領域の音もきこえたり(笑)で、管楽器の低音群にも埋もれない存在感を出せたように思います。曲もしっかり盛り上がって締めくくることが出来、お客様からもブラボーをいただくことができました。
終演後、マエストロがカーテンコールでバスパートまで来てくださったのには感激。コントラバス好きのマエストロ・・好きです(笑)。
 アンコールはチャイコフスキー作曲の「弦楽セレナーデ」から、第2楽章のワルツ。チャイコフスキーを取り上げたプログラム後のアンコールでは、「アンダンテ・カンタービレ」と並んで比較的良く取り上げられる曲ですが、フェルマータの後の入りとか、指揮だけでなく、コンマスを中心とした弦アンサンブルがしっかりしないと、意外と簡単に崩れてしまう要注意の曲なのです。これも墨オケ弦セクションが、少ない練習回数にもかかわらず鉄壁のタイミングで曲を進め、ちょっとはっちゃけ気味でしたが楽しいワルツとなりました。お客様にも楽しさ、伝わったかな・・?

 ​勢ぞろいしたコントラバスメンバー。男性5名女性4名でガッツリした音が出てました。​

 墨染交響楽団さんでの演奏履歴(通算12ステージ目)です。もう足かけ7年になったんですねぇ。最近は都合が合わなかったりで飛び飛びになってしまったりしていますが、昔からの方はじめ団員の皆様にはほんと良くしていただいて、有り難い限りです。

  • 第8回定期演奏会 2010/9   文化パルク城陽プラムホール
  • 第9回定期演奏会 2011/2  京都市呉竹文化センター
  • 第10回定期演奏会 2011/9  文化パルク城陽プラムホール
  • 第11回定期演奏会 2012/2   京都市呉竹文化センター
  • 第12回定期演奏会 2012/9  大津市民会館大ホール
  • 第13回定期演奏会 2013/2   京都市呉竹文化センター
  • 第14回定期演奏会 2013/9   文化パルク城陽プラムホール
  • 第16回定期演奏会 2014/9   文化パルク城陽プラムホール
  • 第17回定期演奏会 2015/2   京都市呉竹文化センター
  • 第18回定期演奏会 2015/9   文化パルク城陽プラムホール
  • 第20回定期演奏会 2016/9   京都コンサートホール大ホール

 城陽演奏会での打ち上げは本拠地の伏見に帰って行う、ということのようで、ベースパートは楽器運搬のある(なのでそもそも飲めなかったり、移動が大変だったり)メンバーも居ることから、パートだけで0次会、と称してホールの喫茶店で打ち上げ開始までウダウダするパターンが定着しています。
今回もこんな感じで楽器を置いて、ドリンクバーでへたれてました。

最近は車運搬せず、バギー(車輪)を使って電車で転がしてくる若い奏者の方が増えました(今回も車はエキストラのみ4名?)。
「バス弾きの確保には、まず駐車場の便宜から」と言っていたのも今は昔。最近では他の楽器の皆さんと同様、駅近が良いのかも知れません。逆に車だと駅前は駐車場が少なく、高くて逆に大変なので、奏者の棲み分けが起こるかも・・けどそれが世代分断だとやだなぁ。

以下が過去の演奏経歴です。(295ステージ目)
■ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
・三河 正典/玉井 菜採(カデンツァ:ブゾーニ)/八幡市民オーケストラ(2012/10)

■チャイコフスキー:交響曲第5番
・加藤 完二/京都府立医科大学交響楽団(1986/11)
・鎌田 由紀夫/横浜シティ・フィルハーモニック (1992/09)
・堀 俊輔/東京グリーン交響楽団 (1992/11)
・上野 正博/ニューシティー・オーケストラ(1994/03)
・藤崎 凡/清水フィルハーモニー管弦楽団(2000/05)
・小林 研一郎/富士フィルハーモニー管弦楽団(2005/12)
・岩井 一也/滋賀医科大学管弦楽団(2013/12)

次回墨染交響楽団23回定期演奏会は、来年2月25日、本拠地呉竹文化センターにて
メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」、「夏の夜の夢」序曲、モーツァルトのピアノ協奏曲第24番、とオケ(特に弦と木管)の実力が試される難曲ぞろいです。今の墨オケの勢いなら、きっと素敵な演奏になると思いますので、どうぞご期待ください!







最終更新日  2017.09.22 00:04:41
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