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コントラバス演奏記

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2019.06.16
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カテゴリ:トラばなし
​ 「知られざる名曲」を取り上げることをコンセプト​に活動する(楽団Webサイトより)オーケストラ、​京都フィロムジカ管弦楽団​さんにご縁があって初登板となりました。久しぶりの大津市民会館、しかもいずれも初めての曲ばかりで、貴重な体験をさせていただきました。​​

《​京都フィロムジカ管弦楽団​ 第45回定期演奏会》

​日時 :
2019年6月16日(日)午後1時開場 2時開演
    1:15よりプレコンサートを開催

会場 :
指揮 :
木下 麻由加

曲目 :
■ ベルリオーズ/序曲「海賊」
  ■ シューマン/交響曲第4番(初稿)
■ ニールセン/交響曲第2番 「4つの気質」

<​京都芸術センター​支援事業>



 演奏曲目別の私の演奏位置と使用弓、演奏回数は以下のとおりです。

・ベルリオーズ:序曲「海賊」  (初)
・シューマン:交響曲第4番(初稿)(初:改訂版は4回)
・ニールセン:交響曲第2番 「4つの気質」(初)
いずれも
  2Pult中 2Pult In 独弓、4弦 Extender未使用

(アンコール)
・なし

 演奏会場は久々の​大津市民会館​大ホール。​2012年に墨染交響楽団​、​大津管弦楽団​さんと2回お邪魔していますが、実はその遙か昔、1985年に大津管弦楽団ジュニアオーケストラさん(現:​大津ジュニアオーケストラ​)のお手伝いしたステージも、どうやら大津市民会館だったようです(​大津ジュニアオーケストラWebサイト​による)。まだ学生時代のこと。たぶん滋賀県出身の大学オーケストラの先輩(楽器はトランペットですが)からのお誘いで、その後も​大津管弦楽団​さんのイベント公演(創設者の追悼行事)にも参加して「ジークフリートの葬送行進曲」などを演奏した記憶があるのですが、残念ながら正確な記録が残っていません。
 典型的な市民会館の作りで、ステージは横長。なのでオーケストラコンサートの時は、ピット部分のセリ舞台をあげて奥行きを確保します。多目的ホールなので、響きは少ない(会議など声を伝えるステージの可能性があるホールでは、残響が多すぎるとしゃべっている言葉が聞き取れない)です。ただ、一般的な市民会館に比べるとやや響きはある方かな、と思います。今も音楽団体が根強く使っている(​大津管弦楽団​さんの本拠地でもある)のも、その響きのせいかもしれません。

 初稿とは言えシューマンの4番、近年認知度の増してきたニールセンなど、曲自体は珍しくてもそれなりの知名度もある曲目、作曲家だけあって、ピットあり(舞台に転用)時の1200名という定員に対して、ざっと見た感じ500名くらいの入りだったでしょうか。演奏ホールが固定していないオケで(なおかつ選曲がマニアック)このお客様の入りは大健闘といえます。

 ロマン派以降の曲の演奏となりましたが、弦の編成は小さく(上から、9-7-6-7-4「人」)、管楽器に対して相当頑張らないといけないバランスです。弦楽器はエキストラメンバーも多く、運営の苦労が偲ばれます。
 弦楽器の並びは、チェロが外の近代スタイル(舞台下手から1st-2nd-Va-Vc,CbはVaの後)でした。金管・打楽器はTimpが中央奥、Timpの前にTp/Trb/Tuba。Hnは下手に2列で固まる配置。今回の曲は打楽器がティンパニのみの曲ばかり(!)でしたので、ちょっとティンパニの左右の空間がもったいなかったかも知れません。



 9型というコンパクトな弦楽器サイズに合わせ、コントラバスも4名。チェロとの比較で薄かった(というか、チェロがちょっと多い)感じです。シューマンはともかく、ベルリオーズやニールセンだと弦管の音量バランス的に辛いものがありました。
 4人ということで、雛壇不要、横一列に並ぶ形でリハーサルを開始しました。ところが、前述のステージ奥行きを確保するために追加したエリアは天井の反響板が不十分で、その位置に座ったヴァイオリンやチェロの音が上手く客席に飛んでいないようでした。
 急遽弦楽器の演奏位置をできるだけ奥に詰めるように移動。そのあおりで、コントラバスはチェロ奥に前列二人、そして木管隣の雛壇上に二人、という2列配置となりました。
ちょっと変わった並びで、しかも雛壇上でお客様と正対というちょっと恥ずかしい(?)座り位置でしたが、隣のイングリッシュホルンの方は旧知のエキストラの方ということでもあり、和やか(?)に演奏することが出来ました。

 メンバーの内訳は、​墨染響​、​びわバス団​、そして​八幡市民オケ​のエキストラにも来てもらったことがある和歌山在住のTさん、そして​八幡市民オーケストラ​でご一緒させてもらっているH先生という旧知のお二人と、美女Yさんの4名。団員のI.Tさんがお子さんが小さいこともあり出られないとのことで、全員エキストラです。Tさんの復帰が待たれます。

 指揮者は木下麻由加先生。​奈良女子大学管弦楽団で​ご一緒させてもらって以来(2016,2017年)ですが、アマチュアに対して丁寧な指導をしていただき、馴染みのない曲へチャレンジするには本当にありがたかったです。またトレーナー陣が、弦楽器が自オケと同じ岩井先生、金管楽器は学生オケの大先輩である山崎氏と、色々とお世話になっている方々。悪いことができない(いや、してません・・たぶん)。

 練習の巡り合わせが悪く、合奏体に参加できたのが前日練習という・・綱渡りでしたが、他の名手の陰に隠れて(笑)弾きおおすことにしました。
 曲は「幻想交響曲」「ローマの謝肉祭」など他の作品を彷彿とさせるカラッとした賑やかなもの。オーケストレーションもそんなに先鋭的なものはなく、もっと演奏されてもよい曲かも知れません。楽譜もオイレンブルグから普通に出版されていますし(ただし国内版はありません)。明るい(やや脳天気?)な曲で、楽しめました。もっと演奏機会があってもよいように思うのですが、高弦や木管はかなりややこしい(難しい)みたいなので、それが取り上げられないネックなのかも知れません。
 しまった・・ベルリオーズなのに、ジャーマン弓で弾いてしまった!

 シューマンの4番と言えば、ロマン派交響曲の名作。私も過去に4回演奏しましたが、どの演奏でもシューマンらしいやや無理筋(笑)的な音符と正統的なバスラインの動きの組み合わせで、楽しく弾かせてもらいました。ただ、これらはいずれも改訂版。
 通常演奏されるのは、交響曲第3番を書いた後に作曲者自身により大改訂が施された版(改訂版が先に出版されたため、番号も4番 Op.120となってしまった)。初版は交響曲1番の次に作曲され、演奏もされたようなので本来なら「2番」と言われても良さそうなものでしたが、初版はシューマン生前には出版されなかったとのこと。
 ブラームスは改訂版より初版が好きだった、とか言われていますが、私にとっては初めての初版。スコアは・・ありました。もちろん洋書輸入です。
 曲は大筋テロップは新旧同じですが、細かなところは色々違います。バスラインは結構違ったりして、どっちもどっち、という感じでしょうか。。無理筋、という意味では初版の方が演奏難易度は低いかも知れません。どちらにしてもややこしい転調と大きな跳躍は難儀でした。本番では3楽章の緩急、4楽章コーダでの落ち着いたテンポからの追い込みで盛り上げ、個人的にはこの日3曲の中では一番の出来(盛り上がり)だったように思います。

 初ニールセンは4番(不滅)ではなく、2番となりました。絵にインスピレーションを得たという、表題的な結構わかりやすい曲で、助かりました。しかし弦パートには演奏がかなり困難な(ソロ弾くつもりで必死でさらえば弾けるかも知れませんが・・)ところが何ヶ所かあり、コントラバスにもご多分に漏れず1楽章中心に目が点になる箇所が何ヶ所か・・そこさえ無ければ、かなり楽しい曲でした。
 ニールセンはシベリウスと同い年。マーラー以降の大交響曲作家なので近年アマチュアでも演奏機会が増えてきているように思います。スコアも最近校訂された原典版が出ていて(私が買ったのはそれ)、慣用パート譜とは結構異同があるみたいで(「ヘリオス」の譜面も異同を抱えているようです)、それも「マニア」心をくすぐるかも知れません。自オケでもこの秋、交響曲第2番の翌年に作曲された「ヘリオス」序曲(2番とよく似たところが出てきます)を演奏予定だったりするので、これ以降もお世話になる(笑)ことが増える予感がします。
 本番は色々事故もありましたが、音が揃って充実した響きとなり、曲の魅力が見えてきた気がしました。先生の棒もオケの出来はともかく(笑)メリハリをつけた勢いあるもので、とても追いつかない速さの所はありましたが(秘)、お客様にはわかりやすく伝わったのでは無いかと思います。

 今回かなり歯ごたえある曲が並んだこともあり、アンコールはありませんでした。一応ニールセンのどこかの部分をひょっとしたら・・という予告はありましたが、残念ながら発動されず。久しぶりにアンコール無しの演奏会でした。

 打ち上げは場所を移して、京都市内での開催。両トレーナー氏はじめご挨拶したい方がいっぱいでしたが、夜は別オケのソリスト合わせ練習もあり、場所も大津から京都移動(打ち上げ出るためにまた京都まで車転がして草津に戻ってくるのも・・)でしんどいことからご遠慮させていただきました。残念。


 次回演奏会は12月22日(日)に、自オケ本拠地である​八幡市文化センター大ホール​にて。珍しい曲専業と思われているフィロムジカさんですが、「たまに演奏する有名曲シリーズ」ドヴォルザークの交響曲第8番がメインとのこと。そしてもう一曲はリムスキー・コルサコフの交響曲第3番(ちなみに「アンタール」は交響曲第2番です)。
さすがです。

過去の演奏経歴です。通算335ステージ目。
■ベルリオーズ:序曲「海賊」 
・(初)

■シューマン:交響曲第4番(初稿)
・(初)

<参考>(改訂版)
・(2014/6/14)    滋賀医科大学管弦楽団/岩井 一也
・(2015/2/15)    墨染交響楽団/脇坂 英夫
・(2017/4/16)    グリーン交響楽団/佐々木 宏
・(2017/12/3)    けいはんなフィルハーモニー管弦楽団/粟辻 聡

■ニールセン:交響曲第2番 「4つの気質」
・(初)

京都フィロムジカ管弦楽団での演奏履歴です。
・(初)






最終更新日  2019.06.19 23:42:25
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