|
カテゴリ:びわこフィルハーモニー
昨日は滋賀だけでなく全国的に「数十年ぶり」という大雪。 まだまだ融け残った雪を見ながらではありますが、無事「びわこフィルハーモニーオーケストラ第13回演奏会」が開催されました。 場所は第10回の演奏会が開催された、「野洲文化ホール」。これまで栗東の「さきら」が多かったのですが、実は私は初めてのステージです。ステージはかなり広く、バス7人でも余裕で収まるくらい。若干響きがデッドそうでしたが、客席の奥行きが浅い(その分横に広い)こともあり、舞台上でのアンサンブルはかなり楽なホールと思いました。 とはいえ、アンサンブルがバス4本となると、プレッシャーが違います(笑)。 今回はプレコンサート(演奏会本編前にアンサンブルを数団体が披露する)でバスアンサンブルを演奏することになり、団員の方+びわバス団で急遽エントリー、「犬小屋のシュトラウス」を演奏させてもらいました。 ![]() そしてコンチェルトのアンコールは、本番前日に突然ソリスト直々に楽譜を渡してくださいまして。。バス一人だけ(大汗)。 (あとはヴァイオリン二人とチェロ一人) リハーサル時に1回は通させてもらいましたが、即本番。だけど、ソリストの細かい音量の色づけやテンポの揺れを感じながら演奏することができ、緊張しましたが、いい経験をさせていただきました。合奏の位置のままの演奏だったので、チェロやバイオリンの伴奏隊はバラバラの位置(けっきょくバイオリンは最後までどこで弾いていたか、よく見えなかった。。。)での四重奏でしたので、ホールの合わせやすさに救われ、無事(個人的には事故もありましたが)「浜辺の歌」をお届けすることができました。 音はちゃんとホールの奥まで届いたかなぁ。。それが一番心配です。 本編は、滋賀医大オケでの演奏以来の、「仮面舞踏会」のワルツ、これは関西に戻ってきてからは初めて、という久しぶりのブルッフのヴァイオリン協奏曲、そしてもこれも滋賀医大で演奏して以来のブラームスの1番。 ブラームスは序奏で若干緊張感走りましたが、それが逆にみんなの集中力を高めて、かなりの推進力で押し切った演奏となりました。ブルッフのソリストの方がコンマスを務める、ということで、こちらでも2楽章ですばらしい独奏を聴かせていただけました。また、オーケストラのアンサンブルを整えるために、全パートへ気配りをしていただき、単にソリストが前に座った、というだけでない、コンマスとしての高いパフォーマンスでオケを導いてくださいました。 アンコールの、エルガー「エニグマ変奏曲」のニムロッドでは、ようやく巡ってきたフレンチ弓での演奏も出来(コントラバスアンサンブルは立奏だったため、ジャーマン弓を使わせてもらいました)、なかなか盛りだくさんな一日となりました。 次回のびわこフィルは、同じ野洲のホールにて、9/28(日)、
の予定とのことです。今回大雪の翌日の寒い中、700名近いお客様がお越し下さいましたが、さらに多くのお客様に来ていただけますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[びわこフィルハーモニー] カテゴリの最新記事
|