なんちゃってアレンジャー 2
立て続けにもう一曲、やってみることになりました。今度はもっと条件厳しくて、・火曜~金曜4日間での仕上げ(土曜日に譜面配布、日曜日に音だし)・元譜面は弦楽四重奏。すでに練習時間が足りないため、この譜面で弦楽器は練習を始めている。よって、弦四部の譜面は一部を除いて変更しない。・音楽教室でのアンコール、もしくは一緒に歌う伴奏なので、前奏、間奏はシンプルにする。(凝って変則的な小節数になると、歌が入れない)・本番の編成が4段階、どれでもそれなりの音が出るようにする。(弦楽合奏、弦+木管(Hnあり)、オケ(Hn2,Tb1)、オケ(Hn4,Tb3))・本番度にメンツが変わるため、各楽器の音域・テクニックは出来るだけ平易に。・歌は4番まで。聞き手に飽きさせないようにする。 月曜の譜面入手から、こんな感じでした。月曜日) ライブラリアンの方に連絡。譜面をメールしてもらう(感謝~)。眺めた上で、可能性に賭けることを決意。 火曜日) まずは既存の弦四部の譜面をパソコンに打ち込み。 和声と構成を把握できたので、楽器の配置を検討。 水曜日) 定時退社日にわりと定時で(笑)帰れたので、一気に概要を打ち込む。前奏も作成。旋律や和声のコピペが自動移調(移調楽器へコピーすると、勝手に音程をスライドさせてくれる)はホントに便利。バスパート追加完。 木曜日) 後奏、およびMIDIで聴きながら、音の据わりが悪いところやバグ(音間違い)取り。これもMIDIで聴けるのですごい楽。しかも自動移調ができ るので、これまでバグの多かった移調楽器への転記ミスはほとんど無い。強弱、発想記号、パーカス譜面も完。ってほとんど出番無いです。ごめんなさい。>パー カスの皆様。(あとで追加しようかな~) 金曜日) 管楽器への指示(ソロ、tutti等)や、譜面の細かい部分の整理、旋律バランスの最終検討(弦楽合奏、弦・木管(Hn)、フルオケ (Hn3,4,Trb1,2オプション)の、どの編成でも成立するように)。そしてパート譜作成して各パートでのレイアウト調整、印刷、pdfして固めて Webとメールで配信 おぉ。ギリギリセーフだ。実働4日8時間。 質は・・・日曜日の音出しには参加しませんので(笑)。 良い勉強になりました。 スクールバンド向けのアレンジャーの方がすごい苦労されているのが、少しわかった気がします。