カテゴリ:国際情勢について
ウクライナVSロシアがきな臭くなっている。この構図はソ連の崩壊をまだ引きずっている感じだ。ソ連が崩壊した時ワルシャワ条約を破棄した。そしてNATO拡大、バルト海3国までNATOに加盟した。そしてポーランドもNATOに加盟し、結局これは共産主義・社会主義のシステムから自由主義に移行した国が経済発展していたわけだ、ウクライナは脱ロシアを図ったが経済がうまくいかなかった。今でもヨーロッパで貧困国である。そして独立してからも、大統領が親ロシアと反ロシアで争ってきた。しかしロシア経済の停滞により、ウクライナ経済も好転していないのが今の現状である。
プーチンは資源外交によってロシア経済を立て直したから圧倒的な国民からの支持がある。これは独裁者として君臨するには、拡大再生産していくしかない経済が停滞すれば、クリミア併合という領土拡大をすることによって、経済の不振をカバーしていかないと国民からの支持を一気に失ってしまう。国力を上げ続けない限り21世紀の世界では時の政権は民意によって倒されてしまう。 そもそも国連の常任理事国が、米国・英国・仏国・中国・ロシアの構成がおかしい、この中でロシアのGDPは韓国以下なのだ。ただ核保有国というだけである。プーチンにしてみればウクライナがNATOに加盟し仮にウクライナが核保有国になれば、ロシアの核がほぼ無力化となってしまう。いわゆるインドとパキスタンのように、やったらやるぞの関係。 恐らくであるがウクライナのNATO加盟を玉虫色にして、NATO軍を駐留させないということをプーチンは狙っていると思うし、他方ではロシアへの経済援助ではないかと推察する。撤収条件として経済援助ではないかと推察する。 ロシアも中国も民主化すればいいわけだ、領土拡張の野望を捨て、独裁制から民主制に移行することがロシア国民、中国国民の利益に繋がる、反目から協調へと路線返還すべきである。 ここで日本が憲法改正をし、いわゆる太平洋版NATOを結成し北海道にNATOの基地を造られたらプーチン政権はかなり追い込まれる、また尖閣諸島にも基地を造ったら習近平政権も追い込まれると私は思う。本来ならこれが外交戦なのだ。 かつての日本国ならば岸田さんがプーチンにウクライナから撤収しなければ、北海道にNATOの基地を造るぞ、配備するぞという恫喝外交もできるわけだ。そもそもロシアがNATOに加盟すればいいわけで。そうなれば中国共産党政権は世界で孤立する。なんせかつての日本国は対中国対ロシアに勝利したのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.12 10:14:26
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