カテゴリ:経済に関して
私は日銀が量的緩和政策しているうちは円安が進行していくと思う。今回の円安は米国の利上げによるものだ。結局米国が利上げいわゆる利息を増やせば、円を持っている人達が利率の良いドルにチェンジする。円売りドル買いとなるから円安になる。じゃ日本も0金利やめて利率を上げようとなれば円高になる。ただし利率を上げるということは借金しずらくなる。借入を起こした場合の利息が高くなるから、設備投資や新規開業ということにブレーキがかかってしまう。そして利息目当ての預金が増えるので銀行に金が集まるが借りるところが減少するから、結局銀行にお金が滞留することになる。いわゆる金流が詰まってしまうのだ。
じゃ円高がいいのかとなると、かつて自民党末期から民主党政権の時73円~80円で推移していた。因みに失業率は5%台である。これは何故かとなると、円高になると、いわゆる製造拠点を外国に移すからである。そういったことで製造業の空洞化が起きたわけで、本来なら国内で製造していたものが円高で海外に移転したことが大きい、安倍さんが首相となって黒田さんが日銀総裁となって異次元の量的緩和をし0金利としたことにより、円安となり製造拠点が国内に回帰したから、失業率を2%台まで落とすことができたからくりである。結局円高だろうが円安だろうが、失業率が2%台で有効求人倍率が1.0以上キープしていれば私は円相場に一喜一憂する必要はないと思う。物価高というが国内産であるお米は逆に値下がりしているわけで、国産に拘っていくことも必要だと思う。だから私は黒田さんの量的緩和政策と0金利政策を支持する。 岸田さん注文したいのは、脱炭素政策を明確に進めることだ、原発再稼働と家庭用の電源は再生可能の普及で、消費者物価指数上昇分の賃上げ要請すべきだと思う。電気料金を下げれば、おのずと円安による原料高でも価格は安定する。そして企業収益にランニングコストが下がるのだから賃上げと法人税の確保となるのだ。円安への対抗はランニングコストの下げなのだ。 円安によって日本の賃金が下がった、日本の価値が下がったと大騒ぎするあほな自称不経済評論家ずいるが(笑)たしかに海外旅行に行ったら円安はもろ直撃するだろうが(笑)そもそも旅行は国内にすべき円は国内で使わないと(笑)円相場の最低時給が上がり続け、初任給も円相場で上がり続けているのに、日本は貧しくなっていると(笑)どこがである。その人達にいわせると、日本では10年働くと大幅な賃下げをやる企業なんだろう(笑)、正規職の高給取りが定年退職になって、嘱託やパート扱いになったらそりゃ賃下げになるでしょう。でも年金は貰えるだよね。少子高齢化社会だもの新入社員より定年退職者の方が多いんだよ。分かるかな(笑)わからないだろうな(笑) 結論円相場で一喜一憂するな、失業率と有効求人倍率を注視しろだ。利上げして喜ぶのは年金生活者だけ。経済的な余禄があるのなら北海道に行きましょう、梅雨がないし最高ですよ、食い物も旨いし、円を落としていって下さい。それが失業率と有効求人倍率に貢献するのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.01 08:37:38
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