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2008.05.21
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カテゴリ:今日読んだ漫画

放蕩ラクダちゃんより漫画3本借りました。

    

とめはねっ!【1】~【3】 河合克敏 著

以前、ナタちゃんから借りた「帯をギュッとね!」の人だそうですね。
なるほど、以前の画風の面影を感じます。でもそれ以上に「帯ギュ」から「とめはねっ!」までの時の流れを、その技術の進歩によって感じました。

描線がとてもまろやかになりましたね。とてもシンプルな線なのですが、計算され、洗練された線になっていて、とても気持ちがよかったです。上手い!

舞台は高校の書道部。また面白いところに目を付けたものです。文化部っていったいどんな活動してるのかって思いませんか?私は美術部だったのですが、美術は市や県の展覧会とか文化祭とか何か一応目標のようなものがあるし、演劇や音楽だったら、コンクールやいろんな発表の場がありますよね。
でも、茶道部や華道部、書道部、ESS、(私の高校には他に地学部なんてのもありました。)などなど、皆さん具体的にいったい何を目指してどんな活動をしているのでしょうか。外からはよく分からないのですよね。

それが、この漫画を読んで、あ~、なるほど、こんなことやってるんだなあと自分も書道部に入部したような気持ちになって楽しめました。
そして、「あ、何か熱いじゃない!」と思ってしまったのですね。漫画もそうですが、取材の過程で参考にされた実際の高校生のひたむきに活動される姿がとても印象的でしたね。まさに青春アミーゴ!じゃないでしょうか。

 

さて、河合さんの上手いところは、ただ真正面から書道部の活動を描くんじゃなくて、柔道全国2位だけど、字がド下手な美少女望月を書道部に持ってきちゃったところだと思います。
さり気に自分の得意分野の柔道入れちゃった感もありありですけれど、望月のエネルギーとか、何でも勝負に持って行っちゃう勘違いなところなど、書道と相容れない要素をふんだんに持つこの少女が、静的な話になりがちな書道部という舞台をとても風通し良くしてしまったなあと思うのです。
彼女の存在が無かったらこんなに面白いお話にはならなかっただろうと。。。

その他の人物も、帰国子女で何となくネジが一本足りないような硬筆はやたら上手い主人公の縁(ゆかり)、真面目を絵に描いたような日野部長と、同じ顔なのに悪魔の化身のようなライバル高(?)の双子の部長、何か怖い加茂ちゃんとか、違う意味でもっと怖い三輪ちゃんとか、強敵の予感イケメンの勅使河原とか。。。

全てのキャラが立っているのですよね。これはすごいと思いました。この顔ぶれで面白くならないわけがありません。

 

それから、これも面白いと思ったのは、漫画の中で使われる書が、スタッフや取材先の先生はもちろん、一般からの応募作品などが使われていることですね。
まあ、河合さんご本人が字が下手(本人談)だと言うことなので、苦肉の策なのかもしれませんが、図らずも読者参加型の漫画になったことが、また作品に活気を与えているような気がします。

それにしても先生の書はやっぱり上手いし、大人の書はやはり大人らしい。そして、高校生の書はやっぱり瑞々しいのですね。書って人となりが見えて面白いですね~。

ところでこの作品、掲載誌が休刊になるそうで、この先どこに落ち着くのか読者としては心配ですね。私としては少年が読みやすい雑誌に引っ越されるといいなあと思うのですが、この方週刊は向かないらしい(筆が遅いのかな?)ですね。痛し痒しですな。とにかく作家にとって、よい環境が得られることを願うばかりです。


 


番線  久世番子 著

久世さん、以前からかなり気にはなっていましたが、念願かなって番線読ませていただきました。

いきなりめくってビクゥーーーーッ!!

扉絵の番子さんの部屋が、一瞬自分の部屋かと思いました。(爆)
少なくともベッド周りはあんな感じ。ひゃっひゃっひゃ。

いや~、しかし本好きならばツボな話ばかりですね。(もっとも私は最近漫画しか読んでいませんが)本のお医者さんとか国会図書館とか、プロの校正さん、写植屋さん(BLとかの身もだえするような台詞もあーやって地味におっちゃんおばちゃんが打ってるんだよね。っつうか、私も写植打ったことがあるのでよく分かる話だった)、辞書の編集さん。。。エッセイ漫画はあんまり好きではない私でしたが、瞬く間に読んでしまいました。あ~面白かった。

そうそう、雑誌の履歴書。そういや~昔はいっぱい買っていたなあ。

小3~中2     なかよし
中1~短大?(多分ナウシカが終わるまで)  アニメージュ
高校時代以降  少年少女SF競作大全集→月刊WHAT SFマガジン WINGS
                   タイトル間違ってました。正しくは「少年少女SFマンガ競作大全集」当時からネーミングはダサいと思っていた。

短大時代以降  月刊DUO 広告批評 デザインの現場
それ以降     MdN Macユーザー 版画芸術

他にもいろいろ買っていた気がしますが、多大な影響を受けたのはこのあたりです。
特に今ラインナップ見てもすごいと思うのはSFマンガ競作大全集です。(←リンク見てみて、すごいから)これは山田章博先生が描いてらっしゃったので読んでいたのですが、他の作品も読み応えがあったと思います。ショートショートが多いので、単行本未収録の作品も多いらしいです。何か、また読みたくなってしまいました。実家、掘ってこようかな。

ま~この履歴書見て言える事は、濃いってことだね。

何か番線から外れてしまいましたが、この作品、無性に何か読みたくなるやばい作品だと言うことは間違いないですね。


 

 

ヘタリア 日丸屋秀和 著

もう1冊はヘタリア。
こちらも流行のネット発。話題作ですね。

だけど、私はやっぱりこのコマ割は駄目みたいです。というか、もう前2作でいっぱい書きすぎて、私がへたりあです。すみませぬ。

一ついえることは、ロシア怖~~~~~~~。

 

 

ということで、ちょっと読みたかった作品を一挙に読めて幸せでした。
ラクダちゃん、ありがとう!!!多謝~~!!

 

 






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最終更新日  2008.05.22 17:55:47
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