今日も世界の片隅で

「世の中には２つのタイプの人間がいる。」という文句を良く聞いたり、見たりします。２つに分ける視点は沢山ありますから、バリエーションも沢山作れます。例えば、「世の中には向上心のある人とない人がいる。」

向上心がある人のために、世の中には各種教材、講座、書籍、ホームページ、メルマガ、ブログなどが氾濫しています。私は個人的には発想のヒントを与えてくれるサイトが好きで、「百式」さんのリピーターでもあります。「百式」さんは日本のトップブログですから、無名ブロガーが紹介するまでもないのですが、アドレスは次の通りです。
http://www.100shiki.com/

ここに「百式」さんを引き合いに出したのは、勿論理由があります。

「百式」さんは様々なヒントや発想のきっかけを毎日与えてくれます。が、正直に申し上げて、最初の頃は「百式」さんのヒントを楽しみつつも、「人にヒントを与えるだけなら簡単なことだ。難しいのはその先だ。」という思いも抱いていました。田口氏は問いかけるだけなのです。例えば今日、２月４日の問いかけはこうです。
「あなたは発想をどのスケールまで広げることができるだろうか。」
それで、その後どうやってこれを仕事や生活に結びつけ、成功に至るかまでは教えてくれません。

が、これは当然ですし、それでいいと思うようになりました。「百式」さんに毎日訪れる楽しみは、やはり管理人の田口氏が与えてくれたヒントから自分の発想を膨らませ、毎日の生活や仕事に活かす術を考えるところにあるのではないでしょうか。実際に活かすことができるか、生活を改善し、仕事の成果を上げ、商売繁盛に導くことができるかどうかはまた別問題ですが、世界のどの国よりマニュアル偏重の日本にあって、やはり新しいものを創出しようとする頭脳労働は貴重です。

ヒントはどこにでも転がっています。どこにもあるという意味では、ヒントもユビキタス。「百式」さんもその一例と言えばそれまでですが、私にとっては毎日訪問するのが楽しい数少ないブログであることも事実です。

「百式」さんというと「Passion For The Future」さんも欠かせません。これは内容が秀逸です。私個人の関心対象とも合致しています。
http://www.ringolab.com/note/daiya/

しかしまあ、よく毎日これだけ内容の濃いものを書き続けられるものだと感心するのですが、一番感心するのは説明の具体性です。私はまだブログを開設して間もなく、意識的に一般的な表現に止めていますが、一通り終わった段階で、的を絞って具体例を引き合いに出して掘り下げるアプローチに変えていく計画です。

いつから？
そのうち。