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テーマ:大河ドラマ『篤姫』(422)
カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
忠剛に、於一を養女にしたいと言い出した斉彬 突然の申し出に戸惑う於一だが、 幼き頃から世話をしてきた菊本は大喜び。 おもわず快諾してしまった忠剛は、 助けてもらった恩のある尚五郎にキッチリと伝えるしかなかった。 落ち込む尚五郎だが、相手は殿。従うしかなかった。 しかし、心は晴れない尚五郎。。。。。 一方、於一も悩んでいた。 養女になってしまうと、親兄弟や友人に会えなくなってしまう。 それに、、『ナゼ養女に選んだのか』理由が知りたいと。 そこで尚五郎の勧めで、斉彬に直接訪ねる事にした於一。 ええええええええええええええええええええええええ!!! って言うか、そうじゃないかなぁって言う雰囲気ではありましたが。 菊本『御養女の件、お迷いなのは分かりますが、 女の道は、一本道にございます 定めに背き引き返すは恥じにございますよ 女としての覚悟をうながしたと言える遺言ですね。 いや、『最期の教え』と言うべきかな。 菊本ですから! さて、ドラマであるが、 前回ラストで、申し込みがあったために 今回は、ほぼ全編にわたって、於一の『ナゼ、養女に?』 と言う感じのお話だった。 普通に大喜びする家族や家臣達に比べて、 たった1人だけ、冷静に判断していた人がいた。 それは、 育ての母であり、教育係である菊本。 コレが最良であると考えるだけでなく、 本当の意味での『独り立ち』を見たのかもしれませんね。 そんな状態の中、於一が直接斉彬に聞くという反則ワザ。 でも、『その事』自体が理由であったと。 母に重ねているのは、、、、、ま、そんな事もあるだろう。 斉彬『そなたには二心がない、二心がないゆえ、心が安まる そして、ワケがもう一つ。 わしの母に似ておるのじゃ。 少し風変わりな母であった。 説明はなかったが。 嫡子である事、そしてその育てられ方を考えれば、 信頼できる家臣以外で、 本当の意味で心を許せる相手を持つ事は、 大きな意味を持つことである。 先の弟・忠教が、離れて行ってしまったことによる、 『穴埋め』のように見えるのも、面白かったところだろう。 それだけ『本音を言える相手』を求めていたのだ。 ッてコトにしておきましょう。 今回は、かなり良心的に考えていますm(__)m 於一の悩みがすべてであった今回。 尚五郎に展開させるなど、 良い感じのテンポで進んだ感じだ。 淡々とした感じも見えるが、無駄がなかった感じだ。としておこう。 自由奔放、二心無い そんな『於一らしさ』を出しながら、 説明不足気味ではあるが、納得できるお話だったと思います。 最期のは、、、 将来の『その時』に表現される『女の道』なのだろう。 それは『決意』『覚悟』の表れである。 そんなことのウラで苦しむ尚五郎も、 西郷の祝言の場と言うことではあったが、 良い感じで表現されていたしね。 2度見しての追記。 まぁ、、それほど変わりませんが。 やっと『ドラマらしいドラマ』になった感じ。 『主人公』が誰であるか明確になった感じ。 そんなところだ。 大きな転機の1つである今回。 そう言う意味では、 ドラマに『緊張感』が見えたとも言えます。 いや、、、 ココまでの5回のお話が、 あまりにも『ホームドラマ過ぎた』 そして、『緊張感がなさ過ぎた』 ということなのだ。 養女となって、どんなネタで来るかは分かりませんが。 せめてこれくらいのお話で展開していって欲しいモノです。 とはいっても 『メインのネタ』が少ないのは分かっていますので。 たとえば、、、輿入れ後は 時代の中で重要な『薩摩本国のネタ』は出来ないわけで。。。 そう考えると。 どうやって最後まで切り抜けていくことが出来るか。 どんなネタを投入してくるのか。 そこに、コレからの『ドラマとしての面白さ』がかかっていると言えますね。 次回からが、本当に楽しみです。 結局『ホームドラマに逃げる』しかない気もしますがね。。。 これまでの感想 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回
最終更新日
2008年02月10日 21時42分31秒
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