『さらば北村笑店』
内容
映画の検閲が通らなかったことに責任を感じた伊能栞(高橋一生)は、
北村笑店を辞めることを決意する。
伊能の辞表を目にした風太(濱田岳)は。。。。
敬称略
しっかし、なんだね。
もう、主人公が何のために行動しているか、全く分からないよ。
笑いのためでも、芸人のためでも、北村笑店のためでもなく。
伊能栞のためでも、当然、亡き夫の夢をかなえるためでもない。
当然、勲章のため、お国のためでもない。
これは、なに?
主人公自身の恋心。。。。自分のためですか?
せめて、追いつめられる伊能栞を助けるためにしようよ(苦笑)
そもそも。
伊能栞は、“なぜか”主人公を気に入っている。
だけであって。
主人公が伊能栞に想いを寄せている部分は、全くと言って良いほど無かったのだ。
ただ、ここのところの演出を見ていると。
どうも今回の案件における主人公の立ち位置が曖昧で。
この最終盤で描くようなエピソードではないのだ。
まるで、あと。。。2ヶ月、3ヶ月続いていくようなエピソードで。
そして描写なのである。
例えば今回、主人公が、ようやく“今度は助ける番です”と言っているけど。
3週目に突入した今回の案件で、
そんな風に思わせてくれた演出は、全く無かった。
ハッキリ言えば、恋バナにしか見えなかったのである。
こう言っちゃなんだけど。
映画を絡ませずに、伊能栞が投獄されていたほうが、
よっぽど、説得力が生まれたかもしれません。
主人公の目的がハッキリするからである。
結局、この作者。。。スタッフには、無理。。。ってことだろうね(苦笑)
最後に。
やっぱり、風太の態度に、違和感しか感じ無いよ。
。。。。弟にしておけば、良かっただろうに。
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