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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:パナマ 風景 景色
メキシコに同じ頃赴任しその後他国へ横異動、ブログ仲間でもあった友人家族が、
この夏日本へ帰任したことを、ブログを通じて知りました。 駐在5年。 そろそろそんな時期だよなぁ~、と、そんなことを聞くとこっちも里心がつき、 そろそろ(勝手に!)終息モードに入りつつある近頃の私です。 そんな昨今、そして今やバレバレな私の身元、 あまりプライベートなバカなことも書きづらくなっているし、 これは初心に返ってもっともっと身近なこと、パナマの生活の原点を書いてみよう、 などと、急に思い至りました。 日本に帰った後、何年か後、自分でブログを振り返って見た時、 「そーそー、こんなお店にいつも行ってた!」 とか、 「そーそー、こんなトコだった!」 みたいに懐かしく思い出せる「いつものもの」を。 ってことで、こんないつも行く、当たり前すぎておもしろくもなんともないんですが、 きっと何年か後に真っ先に「あー、これこれ!!」と思うだろう代表格は、 なんといっても日々お世話になっている、望まなくてもお世話にならざるを得ない 中国商店「ミニマックス」。 パナマ在住日本人御用達。 日本人経営のお店が何軒もあったメキシコから来た私に言わせれば、 「こんなの日本食屋じゃないっ!!!」 と、あまりのお粗末さにショックを受けたお店。 でも、日本や他国から来た「パナマは何もないから」と言われ覚悟して来た人たちの第一印象は、 「これだけあるじゃない!良かった!」 と、好印象なお店、 ミニマックス。 決して「日本食材店」ではなく、中国食材、韓国からタイカレーまで扱う、 いうなれば「オリエンタルなんでも食材店」ですね。 長ネギ、ごぼう、白菜、ニラ、レンコン、長いも、などなど日本食に使える生鮮食料品から、 ハウスの油揚げ、森乳のお豆腐、中華三昧、麦茶、緑茶、餃子の皮、日本の缶詰、のり、 おしょうゆなど各種調味料、カリフォルニア米、などなど、 贅沢を言わなければなんとなく一通りの日本食材が揃っているお店。 お値段はもちろん高いけれど、それでもメキシコの価格よりはずっと求めやすい価格。 でも、「なんちゃって日本食」も数多い。 ただ、一応「フルテリア(果物屋)」と看板にあるだけあって、 巷の高級スーパーより野菜や果物は新鮮で安くていいものであることが多いので、 その利用価値は高い。メキシコのチレ(唐辛子)なんかもちょっと揃ってます。 だからここの顧客は東洋人ばかりではなく、 この辺りに住む裕福なユダヤ人やパナマ人も多い。 (むしろ少量ずつしか買わない日本人よりも、ドカッとまとめ買いする現地人の方が 優良顧客なのかも。) 生花の種類も豊富。 お店の奥さんが、プレゼント用にラッピングもしてくれる。 私もよく、自宅用にここでお花を買います。 中国人経営らしく(!)、腐ろうとカビが生えようと、売れるまで店頭から外さない、 何が何でも売りきる、とゆー、あま~く育った現代日本人にはちょっと怖~いお店。 何年も前に賞味期限が切れている生めんなんかが平気で売られているので、 信用できるのは自分の目、だけな、アマちゃん日本人には怖~いお店。 入荷してすぐ冷凍で売ればもつのに、とりあえず冷蔵で売って、 これはヤバい、というくらい古くなってから冷凍庫に移す(らしい)、 冷蔵でも冷凍でも売られているものを冷凍で買うのはかなりヤバい、とゆー、 冷凍庫依存症ぎみな日本人には怖~いお店。 以前、中国製の薬で死者が多く出た事件の時、 そのトバッチリで中国系のお店はいっせいに当局の摘発を受け、 期限切れや期限の表示がない商品ばかり置いていたミニマックスからは いっせいに商品がなくなった! それ以降、お店独自で賞味期限のシールを貼るようになったのだけれど、 何もかもが、どんな商品もがいっせいに「2009年12月31日」だったりする、 この亜熱帯パナマでそんなのあり得ない、怖~いお店。 (その上年が明けると徐々にそれらは 「2010年12月31日」とかに貼り替えられる・・・・・) ミニマックス。 でもまあ、日本人も多く住むパイティージャ地区にあるのもあって、 日本系の食材の豊富さは市内随一。 もしなかったら生活できない・・・・・・、大切なお店でもあるので、 よほどのことにも目をつむり、信じられるのは自分の視覚嗅覚触覚のみであることを自覚し、 日々お世話になっているお店です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 30, 2009 08:29:05 AM
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