内房線 浜金谷駅その1 外観・駅前を観察
館山駅から電車に揺られること、およそ40分。浜金谷駅で下車しました。2023年春…JR東日本パスで2泊3日の鉄道旅【その47】(3日目) 大正5年(1916年)に開業した駅です。1日あたりの利用人員は、1990年には1,007人いたものの、2022年の実績では219人。東京湾アクアライン開通の影響をもろに受けたようです。その頃は特急列車「さざなみ」が停車していましたが、その特急列車も、2015年のダイヤ改正からは定期運転では君津止まりとなり(しかも平日の朝夕だけ)、土休日や繁忙期のみ「新宿さざなみ」が停車するほかは普通列車のみの停車となっています。 駅舎正面外観の画像をもう1枚。駅舎向かって左手に、民家のような建物が棟続きでありました。官舎にしては小さいし、窓が大きい。かつて売店でもあったのでしょうか。住所は富津市金谷。駅名は「浜金谷駅」。近隣には他の「金谷駅」はありませんので、東海道本線・大井川鉄道の「金谷駅」と区別するために「浜」を付けたのかなあ?と思います。 駅から街道へ出る道は、短いですが狭いです。撮影位置より後ろへ進むとすぐ、現在の国道127号線が通っています。駅前広場には、往年の賑わいを偲ばせるアイテムがたくさん。 おそらく「いらっしゃいませ」と書かれていたであろう歓迎看板が、寂しく残っていました。富津市金谷周辺は、あまり「温泉地」というイメージはないですね。~鋸山観光に好適~富津市 鋸山金谷温泉かぢや旅館 現在、少なくとも2件の「温泉旅館」があるようですが、楽天トラベルで予約できるお宿はこちらです。※温泉ではない宿泊施設は他にもあります SOBA&COFFEEなかなかな組み合わせ。観光客向けと思われる店舗(あるいは仕舞屋)が軒を連ねていますが、かなり寂しい感じでした。金谷は今でも有力観光地ですが、商売の中心は港に移ったようで…。 浜金谷の目玉といったら、やはり「鋸山」「日本寺」。我々ももちろん日本寺をお目当てに浜金谷駅で下車しました。もちろん、後日ご紹介いたします。おっと、「周遊指定地」ですって。若い子たちは分かるかな??…いや、30代40代でも「知らないぞ」という方が多数でしょう。ちなみに、私Kazuは「一般周遊券」を使ったことがあります。う~ん、歳がある程度バレる(笑)小学生の頃でしたけどもね。「ミニ周遊券」も、後継の「周遊きっぷ」も使ったことがありますぞ!(ワイド周遊券とルート周遊券は使う機会がなかった)なお、いずれもすでに廃止されています。 駅前広場には、綺麗に整備された1号ポストが鎮座していましたよ。さて、内房線・浜金谷駅の駅舎外観と駅前の様子を一気にご紹介しました。次回は、駅舎の内部と構内の様子をご紹介いたします!※駅舎内部は7月末に小変化があったそうです。お見せするのはそれより前に撮影した画像となります。以下、次 回!