なんだかなぁー (郵政民営化反対勢力の自民党復帰)
今回の郵政民営化反対勢力が自民党復帰した問題、「恥を忍んで土下座して謝って白旗あげているんだから、もう許してやれ」って、それは学校での仲直りのやり方の一つなんじゃないの? 国の運営を左右する大きな問題で、いろんなしがらみがあったにせよ、自分の考えと相容れないということから一大決心して自民党を出た(あるいは出ざるを得なかった)議員に対してそんな簡単に復帰を許せるものなの? 昨年の選挙の時に刺客候補を送ってまで反対勢力を追い込んでおいて、今さら「昨日の敵は今日の友」ってな感じで復帰だなんて、自民党って「仲良しクラブ」なんだね。 忘れてほしくないのは反対勢力はもちろんのこと、いわゆるコイズミチルドレンとよばれる83会の議員にしても、どちらも「有権者の投票によって選ばれている」っていうことなんだけどね。「我々は選ばれし者だから、選ばれた後はこっちの勝手」とでも思っているんじゃないの? こいつら、完全に忘れているけどね。 コイズミに至っては、「君たち(コイズミチルドレン)が生き残るには、復党した人たちをどれだけ味方に付けられるかだ。それで(支持者の)ウイングが広がるという考え方をした方がいい」って、自分で混乱の原因作っておいて、コイズミチルドレンを誕生させておいてこの変わり身はいったい何? もしかしたら、元々からこうなることを狙っていた? ホント、「あの大騒ぎはなんだったんだ、このやろ~!!」(by魔邪)っていいたくなるよね。 反対勢力を受け入れた自民党執行部もそうだけど、白旗上げて自民党への復帰を果たす見込みの反対勢力、どっちも有権者への説明責任果たせよって思います。 あっ、先日も書いたけど、これも私個人的な意見だからね。