てるてるわーるど

って、結婚１０年目に突入する主婦がなに言ってんだかっと思われるでしょうが、恋する気持ちとか、何かに夢中になる気持ちってそれはそれは素敵なものだし、たぶん、その人自身もさらに綺麗でいられると思うのです。

実は、ひょんなことから、最近ご無沙汰だった目上の方に連絡を取る機会に恵まれました。
その方は、とってもお偉い方なのに、非常に良くしてくださり、気さくにメールを下さったりする方だったので、もうとってもうれしくなって、失礼のない程度にたまに連絡を取らせていただいていました。
がしかし、もともととてもお忙しいのと、体調を崩されたり、いろいろとあって、今年に入ってから本当にとんと連絡が途絶え、たまにお見かけしても、それはお忙しそうに、あっという間に消えていなくなってしまう・・・
ああ、なんてつれないんでしょう。
と、ハンカチを口ではさみ、き～っとその方の消えた方面を見つめる私・・・(笑)
いや、そんな場面がふと思い浮かぶほど、ちょっと寂しい気持ちになっていたのです。

が、久しぶりに、連絡を取ることが出来ました。
最初は、本当に簡潔にお返事をいただいたので、ここで食い下がらないと、また遠くへ行ってしまうっ（いや、もともと遠くにいる方なのだけど）と必死でコンタクトを続けたら、今取り込んでいるので、また連絡しますとのお返事が。

それから、待ちましたわ・・・約二時間！
その間の気持ちって、これは、恋する乙女が彼からの電話を待っているがごとく・・・いやもしくは、これから告白をしようとドキドキして電話の周りをうろちょろする乙女の気持ち・・・
（しかも、時代的に、電話は黒電話であって欲しい・・・そして、場所は階段の下(笑)）
他のことが手につかず、ただただ、電話を見つめてはため息をつくしまつ・・・
なんか、こんな気持ちって本当に久しぶり♪と自分に酔いつつ、反対に非常に楽しくなってお返事を待ちました。

やっときた連絡、しかも、さらにうれしい情報も入っており、もう、それはそれは両思いになった青春少女のように天にも昇る気持ちになってしまい、足が地に着かないというか、たぶん、親に早くお風呂に入りなさいと２．３回言われても、上の空で返事をして自分の部屋に閉じこもり、しまいには痺れを切らしたお母さんが、が～んと部屋の扉を開けて「いい加減にしなさいっ」と怒鳴り込んでくるまでうれしさの余り夢うつつになる乙女心・・・・
う～ん、私にこんなドキドキした青春があっただろうか・・・いやないな・・・とかふと思い出してしまいました。

またしばらく、いい夢が見られそうです。