従魔とつくる異世界ダンジョン
従魔とつくる異世界ダンジョン (Mノベルス) 単行本(ソフトカバー) 2018/5/29唖鳴蝉 (著), いちやん (イラスト)【あらすじ】ある日、クローゼットの中が異世界へ繋がる洞窟になっていることを発見した烏丸良志は、好奇心から探索することにした。洞窟内で見つけたのは、スライムをはじめ瀕死の小動物たち。彼らを救った良志は、そこでいつの間にか自分がダンジョンマスターに、救った動物たちが自らの従魔になっているのに気付く。良志は従魔たちを引き連れ、異世界を探索することに決めた――「小説家になろう」発、異世界冒険ファンタジーが書籍化!【ひとりごと】クローゼットが異世界へとつながっており、いつの間にかダンジョンコアと融合して人間やめてた主人公クロウのお話。とりあえず弱っているスライムとかトカゲとか助け、なぜか現世の食べ物は魔素がたくさん含まれていて魔物たちは体調改善ステータスアップな感じ。妖精樹から始まり、村でのひっそりライフ。勇者が壊したダンジョンコアの再生と復讐。ひっそりスローライフのため遠い地で奴隷解放など。新たな芽がダンジョンはドラゴン対策して、終わり。総評でいえば、よくて普通。あるいはそれ以下な感じ。ぶっちゃけていうと、主人公の言動が意味不明過ぎて共感持てない感じだろう。そもそもどこでもダンジョン化がチート過ぎて何考えてんだろうこの人って感じ。ダンジョンを一瞬でやるとか、色々とおかしいだろ。レベル5だよね? レベル意味なくない? 見た感じ、生まれたてのダンジョンと融合したんだよね? 強すぎない? そんな感じ_(:3」∠)_あと、物語の進行だけれど、いろいろあるけれども、平坦な道のり。敵として登場するキャラクタがあほすぎて山も谷もない。王国側の重鎮会議もなんとなくしているだけで、ある意味主人公よいしょな感じ。魅力的なサイドストーリではない。で、やっぱり、一番アレなのは主人公の言動。ダンジョンという力を手に入れてやりたい放題。エルフを助けたり、伝聞でしか知らないクソ貴族をこらしめたり町に火を放ったり、お前別に敵対とかしてないやん。なにもされてないやん。なのに積極的やりたい放題。こいつやべーって感じ。そこに躊躇はない。人間皆殺し(*'▽')ひゃっはー。まあ、そんな感じ、力を持たせたら一番駄目な奴というのがこの主人公クロウで、まったく共感を持てないので、とても微妙な作品。安易に王道とか美少女とかに走らないのはいいのだけれど、それゆえに主人公の言動が際立つというか、主人公のやべー行動力が裏目に出てるんじゃないかと思ってみたり。トカゲとかスライムとかかわいいと思いますよ_(:3」∠)_なお、ストーリーはほぼ平坦で、盛り上がりはほぼない。王国重鎮と接触したりしてないし、ドラゴンも来襲してもいない。ただエルフやダンジョンコア助けるついでに人間を一方的にぶっ殺してるだけって感じかな。ちなみにメイドさんが描かれているが、本編ではなく番外編。最後にちょろっとでてくるだけ_(:3」∠)_なぜ出したって感じ。少しでも美少女成分出して本を売ろうって魂胆でしょうか?('ω')【中古】 従魔とつくる異世界ダンジョン(1) Mノベルス/唖鳴蝉(著者),いちやん