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北国の遊び方 ~北海道の釣りブログ~

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2023.05.27
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カテゴリ:ロック

ヒラメ釣りには何色のルアーを選べば良いの?




ヒラメ釣りに有効なカラーは黄色

ヒラメの季節が来ました。


でも何故か、釣れる人と釣れない人。

別れますよね(笑)



当然底を取ったり、上手に誘ったり技術的な物もあると思うのですが、効率的に誘える色って何でしょうね?

と、言う疑問から調べてみました。



参考文献は以下です。
日本水産学会誌 65(5),901-902(1999) ヒラメ網膜S電位のスペクトル応答特性 古瀬正浩、五味正揮、沼田智幸、袋谷賢吉


この論文はヒラメの色覚を考察する上で、網膜S電位(特殊な網膜内の電位)のスペクトル(光などの波長を分解して見やすく配列したもの)の応答特性を調べ、さらにヒラメの錐体と水平細胞の結合関係と色覚や生息光環境等も考察したものだ。


で!!!

きっと読んでも何が書いてるのかさっぱり一般の方はわからないと思うので、

結論を言ってしまうと、




・470nm付近の波長成分の多い生息光環境では(おおよそ青色)、過分極相が大きな感度低下を生じると考えられている。

そして、

・色覚に青・黄の対比効果を持ち、青い光環境の中、550nm~580nm程度の黄色の対象物が効率よく色別できるものと推測されることが書かれています。


画像引用:日本水産学会誌 65(5),901-902(1999) ヒラメ網膜S電位のスペクトル応答特性 古瀬正浩、五味正揮、沼田智幸、袋谷賢吉



つまり、仮に釣りに置き換えることができるのであれば、ヒラメが透き通った海の環境の中(青色)、効率よく発見してくれるカラーは黄色という事になる。


ただ、抄録では

ヒラメの明順応網膜の水平細胞からS電位を記録し, 1相性と2相性の2種類のスペクトル応答型が得られた。1相性は波長520nm付近に最大感度を持ち, さらに種々の有色背景光のもとでも, この最大感度波長は変化しなかった。2相性S電位は, それぞれ波長470nmと570nm付近に過分極相と脱分極相の最大感度を示した。紫背景光のもとでこの脱分極相のピーク波長は550nm付近に移行し, 実際にはさらに短波長側にあることが示唆された。
引用:日本水産学会誌 65(5),901-902(1999) ヒラメ網膜S電位のスペクトル応答特性 古瀬正浩、五味正揮、沼田智幸、袋谷賢吉

と書かれていることから、

特に​ディープゾーンで効率的に釣りに使える色は緑~黄色と思っても良いのではないかと私は考えます。


さて、釣具屋さんに行くと、ヒラメ関係のルアーやワームってド派手なカラーが多いですよね。
チャート系の色も多く感じます。


色を関係無しにバイトしてくることも多々あると思いますが、この論文を参考に自分なりにアレンジしても良いのではないかな?と思いました。

今回記事を書くにあたり、参考にさせていただいた論文を書かれた皆様、ありがとうございました。

まとめ

釣り人ですから、皆さん個々に色んなこだわりはありますよね。
きっとヒントはこれだけではないと思いますが、もし、黄色を使ったことで良い釣果になったと言う方がいらっしゃいましたら教えて下さいね(⌒∇⌒)






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Last updated  2023.05.27 18:09:00



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