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umeume111

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テーマ:中国&台湾(3292)
カテゴリ:旅行
 長城へ行くつもりだったんだけど。かみさんのメールが気になって、メールのやり取り。幸い考え直してくれたようで、無事、北京に向かってくれることに。アウェイの国際試合というのは、いろいろなことがあるようです。時間が遅くなったので長城はあきらめて、市内を観光することに。いい加減見飽きたとか、歴史的建造物は嫌だとか言いながら。それでも見に行くとなると、古い中国、Old Chinaになってしまう。おじさんだからでしょうか。

 地下鉄の鼓楼大街駅でおりて、鐘楼と鼓楼を見ることに。鐘楼には登れたものの、鼓楼はあいにくと工事中。足を伸ばして、什刹海公園へ。暑い北京の町を歩きつかれて公園に出ると、湖からの涼しい風が吹いていました。中国人のおじいさんが湖のほとりで笛を吹いていて。これが実にいい雰囲気。

 次は、地下鉄甕和宮で降りて、甕和宮へ。北京最大のチベット仏教寺院です。さすがの中国人もここでは静か。痰を穿く人も、怒鳴りあう人もいず。静かな時間が流れていました。驚いたのは、五体投地している人がいること。20年前に中国を訪れたときには、寺院へ行っても、関帝廟でも孔子廟でも、手を合わせている人がいませんでした。社会主義革命と文化大革命で、自らの文化を葬ったわけですから。古い文化には敬意を払わないのが中国人かと思っていましたが。線香をあげ、五体投地をする。それも爺さんや婆さんではなく、若い男女だったので、さらにびっくり。改革開放政策で宗教への弾圧がゆるくなったのか。あるいは中国人ではなく、チベット人だったのかも。

 呆れたのはラマ教の寺院なのに、若い女性がミニスカートや短いパンツ姿で来ていること。欧米人はしかたないなぁと思うんだけど。中国人でそれはないんじゃないかな。自分は無神論者で、信仰心もないけれど。それでも寺院に行けば帽子は脱ぐし、仏様の前では合掌します。足を隠すというのはチベット仏教に対する最低限の礼節だと思うんだけど。この国では違うのかな。

 お次は、孔廟と国子監。孔子廟は山東省の曲阜にあるものの次に大きいとか。国子監というのは中国の最高学府。地下鉄に乗る際に我先にと乗り込んでくる中国人を見ていると、孔子の教え、いまいずこという感じ。かつて礼節の国であったとは、とても思えません。この間は、小さい子供を連れたおかあさんが強引に乗り込んできて。しかも座席に座っていた女性を押しのけて着席。遠くまで行くのかと思ったら、隣の駅で降りていきました。押しのけられた女性も苦笑していましたけど。

 夜は朝陽劇場で雑技を観劇。昔に比べると洗練されていて、見ごたえがありました。20年前に見た上海雑技団なんて、パンダが三輪車に乗っていたことくらいしか覚えていません。コスチュームが劇団四季のライオンキングみたいでおかしかったけど。それでも随分とショーアップされていました。買ったチケットは、一番安い180元の席。なのに前から3列目、中央のVIPシートでした。これより高いチケットというのは、いったいどこに座らせられるのかが疑問です。

 それにしても鍛え上げられた肉体と、訓練された美技の数々。僕なんか、ボールを上に投げて一回転して取るということすらできないのですから。一回転といっても前転するのではなく、くるっと回るだけだというのに。体も硬くて、開脚しても45度くらいしか開きません。雑技の人々の体の柔らかさ、バランス感覚には脱帽。本当にすごい。それに比べ、雑技を観に来ていた欧米観光客の太り方。椅子に座ったが最後、抜けなくなるんじゃないかと思うほど太っていました。ああいう体にだけはなりたくないものです。





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Last updated  2009.05.04 11:53:42
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