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カテゴリ:旅行
 20年振りに中国を訪れて。一番驚かされたのは、食事のレベルが上がったこと。20年前に上海を旅行したときには、食事のまずさに辟易。箸は脂が付いたまま。洗剤がないので、洗ってない。紙で拭うと、紙に黒い染みができる。現地の中国人が教えてくれた食事の作法は、コップに3分の1のお茶を入れる。それに箸を入れて箸を洗い、紙ナプキンで箸を拭う。コップの方は、お茶で濯いで、そのお茶を床に捨てるというもの。当時は誰もがそうしていたのに。今の北京でそんなことをしている人は誰もいない。

 ご飯を食べると、ガリッと音がして小石が出てくる。おかずは2品は頼まないと外れがある。もちろん2品とも外れのこともある。ビールはまだ珍しくて、冷えたビールが飲めるのは、ホテルだけだった。今から考えると嘘のようだ。

 ふらっと入った店の食事がそこそこおいしい。チェーン店なら、ある一定のレベルが保たれている。味もサービスも、まともなものだ。もう、お釣りを投げてよこす服務員はいない。愛想がなくても、とりあえず「歓迎光臨」と言われる。単にマニュアルに沿っているだけかもしれないけど。マニュアルがなくてサービスの質が悪いよりは、例えマニュアルだろうとまともなサービスが受けられた方がいい。

 驚くべきは、その価格の安さ。チキンスープのラーメンが12元、牛肉麺が14元、スープのあるサージャー麺が12元、スープのないサージャー麺が12元。メチャクチャにおいしいわけじゃないけど。そこそこにおいしい。そして安い。今まで入った店で、食べられないものは何もなかった。

 もっとうれしいのは、ビールが安いこと。生ビールの大ジョッキが8元。大瓶も8元。生ビールの注ぎ方がへたくそで泡がちゃんとたってなかろうが、少々生ぬるかろうが。この値段なら許せるというもの。

 それに比べてコーヒー5元というのは、ずいぶん高い。それもネスカフェのインスタントだというのに。いままでで一番高いと思ったのは、デパートのレストランで飲んだハイネケンビール。一人用の鍋のランチが38元なのに、ハイネケンが30元。それからオシャレな店では、ビールを頼まないことにした。もっとも、そのデパートのレストランでも「30元ですが、いいですか」と聞いてきたので、頼んだ僕の方が悪いのだけれど。

 台湾の友人は、「大陸からすべての料理人を連れて来たから、大陸には料理人はいない」と言っていたけど。20年もたてば、料理人も育つのかもしれない。料理のレベルが上がったのが開放改革政策のおかげなら、これが一番すごい成果かもしれない。


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Last updated  2013.08.29 12:37:37
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