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2015.12.11
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カテゴリ:オートバイ
2001年(平成13年)5月ごろ通い始めた洗濯屋のパートも、案の定、継続不可能になった。
細々ながら経営していた塾の一人の高校生が、夏期講習を依頼して来たからだ。
洗濯屋の主にプレス作業にもだいぶ慣れていたから、珍しく惜しいという気持ちが残ったが、事情を経営者に告げて、わずか三ヶ月足らずでやめた。
洗濯屋のパートはやめたが、有り難いものが残った。通勤用に買った中古のナナハンである。なお、これ以後のバイク買い替えはほとんどが中古購入である。

なお、この頃、母の痴呆症がかなりはっきりして来たが、二言目には「認知症にだけはなりたくないですね」とあいさつ代わりに言う者に対して、釘を刺しておく。
ここでだけ『認知症』との呼称にする。認知症の初期は物忘れであるが、本人はその自覚や苦悩がないわけではない。ケアマネさんからハッキリ教えられたことなので、認めるに値すると判断して言う。もう一つ根拠を言う。私は母の回復に望みを持たなかったが、2008年暮れ近く、このケアマネさんが『一ヶ月、お母さんを私に任せてくれませんか。必ず年内にお母さんが自力で立てるようにしてみせます』と言い切り、果たして母は立つどころか、歩行さえ出来るまでに回復した。気の強い人だったし、現に父ではなく私とよく意見で衝突した。しかし束の間ながら、母は意思の疎通にも回復を見せた。デイ・サービス施設での機能訓練の様子を見に行った時、終了後すぐ母は、『たいした動きも出来なくて、すみません』と男子職員に告げ、その職員が『いえ、とんでもない。立派に出来ましたよ』と返したのだ。翌春、母は要介護度4にまで回復を見せた。

前段落の続きだが、例えば、朝起きた瞬間、母は己の置かれた部屋の環境をすぐには理解出来ず「あれ、私はどこにいて、何をしようとしているのかしら・・」と、悩むのである。
やがて年来の生活習慣の記憶は保たれているので、着替えを始め、洗顔、歯磨きをする。ただし、記憶がしっかりしていた頃とは違い、きのうのことを忘れているから、家事などの続きを思い出せず、しばらく消えた記憶をたどろうとする。このかんも、母本人は、形容しがたい不快感に、とまどい悩むのが現実だ。

話を先に進めるが、さらに認知症が進んだ2003年(平成15年)の私の日記帳に短歌の形で以下のように書いてある。1月8日付である。

兄の分、雑煮1杯よそらんと、わんを持ちかけ、苦笑せる母 (同日夕刻)

以上、抜き書き。

年を重ねるに伴う普通の物忘れとは、例えば家人に言われて思い出せる程度のものだし、自ら「何んかきのうやり残したことがあったはずだけど・・」と、忘れたことそのものは覚えているのである。
それに対して、認知症の物忘れは、忘れたことそのものを覚えていない。しかしながら、独特の不快感はあるので、これで悩むのだ。呆けて、お気楽な頭の状態になるものでは決してない。

この2003年と言えば、母がまだらボケを見せ始めた2000年(平成12年)半ばごろから、既に4年目だが、正月の雑煮をきちんと作り、食事ごとのおかずも買い物に出かけて作って、私たちに食べさせてくれたから、母の苦悩いかばかりかと、未だに可哀想で、さぞつらかったろうと、悔やまれる。
長年、楽々と済ませ得た生活行動をとろうとはするものの、思うに任せぬ記憶力の減退に阻まれて、その都度、思い悩むのである。
「認知症にだけはなりたくない」などと、軽々しく言うものではない ! それを、私も含め、殊に父がバカ扱いし、ことあるごとに責めたてた。母の目の前で「こいつは頭がおかしいんだ」とも言った。これが祖母曰くの『毒口(どくぐち)』だ。
私が未だに、母一人に対してのみ、仏壇に毎日線香と水を上げ、お供え物のお菓子などを欠かさぬゆえんでもある。

オートバイの話に戻る。洗濯屋の通勤用に買ったカワサキ・ゼファー750RSは、その後まもなくリッター・クラスに乗るきっかけとなったが、頸椎症を発する前なので、ナナハンの扱いやすさに、すっかり魅了された。一つ不安があったのは、タイヤがチューブレスでないので、実際前車のアメリカンの1100ccで乗り始めてすぐパンクした経験から、ナナハンを気に入りながらも、キャスト・ホイールのオートバイに乗りたい気持ちがこみ上げて来た。

本栖湖にてバイク走行ホーネット国内版.jpg

2002年(平成14年)、3月30日に契約して、正確にはリッター・バイクではないが、足着きを考えてホンダ・ホーネット900cc、国内仕様を購入、新車だったような記憶がある。
瞬発力はさらにナナハンの比ではなかった。慣らし運転で5 、6000回転をキープするどころか、そこまでスロットルを吹かさぬうちに、発進加速で、発作を起こしたように加速した。ここでまた道楽の病が出た。逆輸入車、俗に逆車があるので、怪物的な加速はさらに増すと思ったのだ。国内仕様は必ず出力を抑えてあり、最高出力88馬力だったが、逆車は最高出力109馬力で、これは怪物だと推測した。
車重はナナハンより軽く、国内版・逆車とも194kg。

ホンダCB900ホーネット逆車.jpg

結果は、むしろ国内仕様に乗った時のほうが加速感の良さを味わえた。車重はいずれも同じだから、最大トルク発生回転数に2000回転の差があって、国内版のほうが低速トルクに優るからなのかと、独断した。
ホーネット900逆車は同年6月9日契約だが、一年ほど乗って、まもなく買い替えとなる。いっそ逆車の600ccにしてみたらと、全くの思いつきをしたに過ぎない。

ヤマハFZ6-N・フェーザー.jpg

翌2003年(平成15年)5月14日契約で、ヤマハ、フェーザー(フェザーとも)600ccを購入した。車重はホーネットより軽く、186kgほどだが、明らかに高回転型だった。ところが面白いことに、体感加速が良く、東名高速で、時速200キロを目指すも、たちまち先行の四輪に接近し、180キロくらいで走った。
ただ、大排気量バイクは、当然かも知れないが、シート高がいずれも高く、当時は脚力旺盛なるものの、またがったままの取り回しにストレスがあった。
ここで、またも買い替えを決めたが、さすがに大型バイク二台は車検もかかるが、車庫への収納もギリギリで、二台を交互に乗るたびに入れ替えるのが面倒になった。

カワサキZR-7S.jpg

ただし、一台は大型を所有していたかったので、大型バイク二台を下取りに出すと共に、同年、つまり2003年12月22日にカワサキ・バリオスIIのブルー、さらに翌12月23日にカワサキ・ZR-7Sを相次いで購入した。
この時のナナハンも新車購入だったように覚えている。
このZR-7Sは、実質ゼファーと変わりないが、ハーフ・カウルからリアへと延びるラインがとてもスマートに見え、次の買い替えまでの長さでは、最長の約4年間乗り続けた。歴代オートバイで最もスタイルが好きなカワサキGPz400をほうふつとさせる美しさに、歴代二番目のランクを与えても良い。

カワサキ・バリオスII.jpg

ここで買い替え道楽罰当たりのことを一つ書いておく。車検の都合もあって、一台は250ccのカワサキ・バリオスIIにしたが、これも新車だったため、1000キロまでは慣らし運転を要し、店からこれに乗って、帰宅したのだが、5 、6千回転を守ると、250cc四気筒は、余りにも低速トルクの不足が顕著で、信号発進では、先行車について行けないほど遅かった。高回転型だと思うが、慣らし運転のストレスを早くも感じ、せっかく新車購入したこの250ccを即日、売ったというありさまだ。なお、各バイク主要諸元は字数制限のため略。

─つづく─





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最終更新日  2015.12.11 22:54:04
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