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2024年02月19日
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カテゴリ:クラシック


オーチャードホール 15:30〜
 3階正面


 デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」

 トマ:歌劇「ミニョン」〜私はティタニア

 J.シュトラウスII世:常動曲 op.257 / ワルツ「春の声」op.410 

 ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
 <アンコール>
 J.シュトラウスII:ポルカ「狩りにて」

 ソプラノ:森野美咲
 NHK交響楽団
 指揮:準・メルクル

 書き残しを順次処理していくわけです。
 正月明けて早々のN響オーチャード定期です。
 準・メルクルは割と久しぶりな気がします。ちょくちょくN響には来ていた気はするのですが。今は台湾のオケの音楽監督なんですかね。

 前半はニューイヤーコンサート的な演目。「魔法使いの弟子」なんて久々に聞いた気がします。
 ティタニアと春の声の独唱は森野美咲。今はウィーン在住だそうで、バーデンとかで歌ってるとかいうまだ若い人。
 そうですねぇ、決して悪くない声だとは思うのですが、まだ若いからなのか、ちょっと声が硬くて、コントロールしきれていない感じ。まぁ、その辺は経験積むと変わって来るのかとは思うのですが。あと、これは悪いわけではないのですが、なんというか、ちょっと悪い言い方すると、「おばさん声」なんですよね。つまり、申し訳ない気もするけれど、若い娘役というよりは、より年のいった役柄向きというか.....正直あまり華のある声ではないかもなぁと。そういう役柄は必要ではあるのですけれども、若い人がそれ向きというのはまぁ複雑ではあるでしょうね.....悪くないとは思うんだけど。

 後半はブラームスの1番。
 一言で言うと、華やかな響きの演奏。個人的には、この曲に関しては、もっと筋肉質の演奏の方が好きなのかな、とは思います。あまり好きなスタイルではない。でも、オーケストラの演奏としては、これはこれで一つの行き方としてはありなのだとは思います。ただ........私がこの曲を生で聞いて「あ、この曲って面白いんだ」と思ったのは、もう40年近く前、同じオーチャードで、バイエルン放送響でコリン・デイヴィスだったかが指揮したコンサートだったと思います。確かTDKかマクセルだかのカセットテープの懸賞で当たって聞きに行ったような。その時の演奏は、やっぱり質実剛健とまでは言わないけれど、響きというよりは構成に重きを置いた類の演奏だったと覚えています。そういうのが唯一無二の正解、とは言わないんですけれども。でも、個人的に好きなのはやはりそういうスタイルのような気がします。刷り込みかも知れませんが。
 この日の演奏は、別に構成が曖昧な訳ではないけれど、むしろ響きが前面に出たような演奏。緩徐楽章のヴァイオリン独奏など、実に優しげないい響きでしたし。優しいというのは確かにあちこちで出ていたようにも思われます。終楽章の、アルプホルンを模したあのフレーズのあたりなどもそうだったし。
 でも、個人的には、もうちょっとダイナミズムを感じさせる方がいいかな、とも思ったり。好き好きと言って仕舞えばそれまでですが。

 まぁ、いろいろあるけれど、全体としては楽しめた演奏会だったと思います。年の初めとしてはよかったんじゃないでしょうか。










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最終更新日  2024年02月19日 02時26分33秒
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