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June 17, 2005
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カテゴリ:オペラ座の怪人
スーザン・ケイの「ファントム」を読みました。
正確には読み終えてないないのですが、私の中では「エリック」の項でディ・エンド。
「エリックとクリスティーヌのフーガ」は読まないことにしました。
実は少し、クリスティーヌが初舞台を踏むところまでは読んでの決断です。

「エリック」までは、ファントムの過去を埋めるものとして、楽しませていただきました。
でもね、クリスティーヌとの出会いからは、、これはルルー原作を読んだものと映画を観たものが、自分の想像の世界を繰り広げる特権を持つと考えています。
だから、ある一人の方の想像の世界を置き換える訳には参りません。(笑)
ああ、単に、読んでしまうと、私の乏しい想像力が働く余地をなくすのを恐れるだけなのですがね。。

エリックの過去は、原作を補う意味と、私のファントムへの思い入れをより強めるものとして、受け入れられるものではありました。
ただ、一番最初、母親の項は、私なりに異議を感じるところはありますが、それもルルー原作から想像を羽ばたかせるのを、妨げるものではないので構いません。

昔むかしのホラー映画「ローズマリーの赤ちゃん」
私はエリックとその母親のところを読みながら、「ローズマリーの赤ちゃん」のラストシーンを思い出していました。
悪魔の子を産み落とし、驚愕する母親。
なのに、その赤子が声を上げて泣いたとき、思わず我が腕に抱き、乳を含ませるローズマリー。
恐怖の表情の中に次第に広がる母性という女の顔。
このラストがこの映画を名画にした所以ではないかと思います。
確かにそれが全てなら、産まれたばかりの赤ん坊をコインロッカーに捨てる人などいないでしょうから、スーザン・ケイのエリックの母親もそれはそれでありなのです。

クリスティーヌとの出会いからは、もし強く説得力をもった物語を読んでしまうと、私の想像力は干上がり、ファントムへの興味すら失いそうです。
私の大事な愛しい恋人を、棺おけの中まで持っていくためにも、ここは保身に廻りましょう。
勇気のない私を、どうぞオペラ座同盟のみなさん、笑わないでくださいね。





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Last updated  June 17, 2005 09:46:05 AM
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