カテゴリ:旅行の話
メインイベントの高校同窓会ですが、出かける朝に大事件。 ずぶとい神経の持ち主と評判のミルッチ先生ですが、前日の夜から血尿が続きました。つい最近、チョコ姉さんも血尿が出ましたが一日でもとの黄色いオチッコに戻ったので「一過性のストレスでしょう」ということでした。ほら姑が避難してきた時だったし。でもミルッチ先生は2日続いた・・・。どうしようかと思ったら、急に思い出した!!同窓会の会報で同級生が動物病院の広告を出していたっけ!!てっきり本人が獣医だと思っていたらご主人が獣医さんでした。出張中だったのに連絡を取ってくれて、実家の近所の良い獣医さんを紹介してくれました。「友人のご主人に紹介されました~」と言ったら院長先生がエコーを撮ってくれて、じっくり診断さてもらったら膀胱炎でしょうとのこと。あらあらどこかでばい菌をもらってきちゃった? とにかくお尻に注射を2本打たれて帰宅。困るのは人間の膀胱炎と一緒で頻尿なこと。実家はフローリングじゃなくて、玄関からリビングまで全部カーペットを敷き詰めてあるんです。ミルッチは普段は朝晩の2回オチッコをするのですが、今回は500円玉状の染みをテンテンとつけまくり。潔癖症のおじいちゃんが「ほら~またミルがやってるぞ~」と叫んでばかり。「もう私達帰ったらカーペット取り替えて、請求書を回して頂戴」とあきらめました。さっぽろすずしいっていうたのに、うそばっかりやんか。おばあちゃんもいてへんし、ミルッチさびしいねん。 そして本番の同窓会ですが、変わった人あり変わらぬ人あり。私は巨大化したけど変わらないという評判でした。パンパンに張り詰めているのでシワがないのが幸いしましたか。変わらないって言うのが一番の評価よね。あまり不自然に若いと「いじったわね」と言われるし。老けてると「生活が大変なのね」などと思われる。うちはワンワン娘だけど、みんな子供が受験生とか就活中とか大変みたい。男性軍の方が時の流れを感じましたね。頭髪部の淋しい人あり真っ白な人あり。私よりずっと体格の良かった男子が、すっかり小さく細くなっていたのにビックリしたら、糖尿ですって。今も通風だよ~って言ってました。私が太った分彼が痩せて「質量保存の法則」だなんて的確な表現をされて、あってるだけに怒れない。 当日の仕事も忙しくて大変で、料理なんか一口も食べる事ができず(会費返してくれ~~)ウーロン茶一杯で走り回っていました。私が走っていると「すごく忙しそう」に見えるらしく、みんなに「幹事さん大変だったね」と同情されました。でも当日の仕事なんか全然大した事なくて、何百人も何世代にも渡るお客さんをお迎えするための、前日までの約1年にわたる準備をしてきた幹事の中心になってくれた人たちに本当に感謝です。私のように遊んでる主婦じゃなく、みなさん社会的に一番忙しい年代で、どこの職場でも大変な人たちだったでしょうに良くがんばってくれました。 高校3年の時は理系クラスだったので、クラスメートも医者や歯医者などの医療系に進んだ人が多く、これから親の介護が必要な年代にもなることだし、しっかりお付き合いして大変な時には力になってもらおうと思って帰ってきました。クラスでは私が一番早く就職し、多分一番早く結婚したはず。先生に「お前は一生キャリアウーマンで独り者だと思っていたのに、これだけは予想外だったなあ」とビックリされました。男子も女子も何だか皆偉くなったように感じて、「私はこの30年何をしてきたのかなあ」、と取り残されたようなちょっと自信がなくなった夜でした。 結婚するまで真面目に親が決めた門限を守っていた私。この夜初めて家に帰ったのが午前3時過ぎ。音がしないようにコッソリ鍵を開けたのに、リビングでミルがワンワン吠えました。無視してそっと2階の自分の部屋に行き寝ていたら、携帯にメール。夜中にトイレに起きた父が「まだ帰ってきてない」と心配して「大丈夫か、どこに居る?」とメールしてきました。下に行くとチョコとミルが起きてうるさいので2階から1階へ返信。「とっくに帰って2階で寝ています」。すいません「とっくに」はウソです。 文系の同期たちは、青年実業家や弁護士、税理士など独立して仕事をしている人が多く参加していました。普通のサラリーマンだと案外札幌に残っていないのかもしれません。10月には東京でも同窓会があるので、そっちで会えるのが楽しみです。そして返事を保留していたのですが東京同窓会の司会を引き受けてしまいました。札幌の司会は現役のテレビ局のアナウンサーをしている後輩やお天気お姉さんを5年もやってたベテランだったのに、私なんかカラオケマイクしか卒業してから握ってないもん。あっそうだ選挙の応援演説をやったわ、ウグイス嬢も。迷っていた私の背中を押したのは同級生の一言。「当時国語の時間にブルーさんが教科書を読む時は、すごく上手でうっとりしながら聞いていたんだよ。本当に他の人とは全然うまさが違ってた」と嬉しいお言葉。半分はお世辞でしょうが半分は真実だと信じたい!!だって今になって「大変なこと引き受けちゃったな~」と後悔してるんですもの。まあ存在感で勝負するしかないな。 9日には中学のクラスメイトと会いました。不思議なもので小学校から一緒の子とは、35年ぶりに会った瞬間、お互いにいい年のおばさんとおっさんなのに「えっちゃ~ん」「くっちゃ~ん」と当時の呼び方のままで呼び合ってしまいます。前にも書きましたがみんな波乱万丈の人生を送ってて、話を聞くのが面白い。しかも私は中学までは優等生だったので「当時ブルーちゃんはすごくお勉強ができたよね~」と言われるのが心地よくって、過去の栄光にひたりまくってしまいました。でもね、本人は忘れているのに私がいじめっ子だったとか、お兄ちゃんがかっこよかったとか、みんな変な事をいっぱい覚えているのには感心したわ~。次の全体の同窓会には是非参加したいので誘ってね~。 あら~今日は文字ばっかりなので札幌で食べた物の写真を載せておきます。父と出かけてランチに蕎麦を希望しました。札幌なのにラーメンじゃなくてソバ。徳島はうどん屋ばかりで、美味しいそば屋になかなか巡り会えないんです。私は冷たい3色そば。山菜・とろろ・なめこのフルラインナップ。 その日の夕食は自宅だったけど豪華にタラバガニを、もう嫌って言うほど食べました。毛がにと迷ったけど、食べやすいのはこっちだから素手でガシガシ。 父が買っておいてくれたぎょうざとシューマイを昼食に。 野菜たっぷりの具がパンパンに詰まってO将の餃子よりずっと美味しいと思いました。うちで作ったのに似てるかも。ネットで取り寄せできるようなので探してみます。 札幌に帰ると必ずスーパーで買うのはポン納豆と カツゲン。物産展で時々見かける時も必ず買う。 中粒納豆って書いてありました。へ~大粒だと思ってたけどな。いつも小粒ばかりなので、すごく大豆の食べ応えがあります。こっちでも売って欲しいのに。 今回は何の話題もない旅行だったなあって思ってたのに、案外あるもんだ。つづく。
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