カテゴリ:グルメ(食について)
林茂のイタリアワイン講座 この本のベースになった「イタリアワイン」って本を読んだ。 著者の林茂氏は日本人で初めてイタリアのソムリエ資格を取得した人だ。 イタリアワインは分かりづらいと言われていて、「体系的にまとめよう」と書いたもので、今ではイタリアワインを勉強する為のバイブルにもなっている書。 つまり、マニアック本で後半の各ワインの説明はソムリエの抽斗を覗いているようで、まさにソムリエのバイブル。 面白かったのが、キスはイタリアが発祥だってこと。古代ローマ時代の第1期、ワインは貴重で、高価な金持ちのもので財産としての取扱いを受けていた。飲用は成人男子に限られていて、主人が留守にして帰ると、女たちがワインを盗み飲みしたかどうかを確かめるため、女の口に自分の口を当ててチェックした。なんとこれが今のキスの始まりということだそうだ。 ふーん。全員とキスをしてチェックしたのね。 キスは色っぽくもなんともなかったんだ。 起立してビクビクとチェックを待っていた感じかね。 ワインが無ければ、キスなんて習慣は生まれなかったかもだし、もしかしたら、東洋ではキスなるものをするなんて文献に書かれたかもだ。 妄想の世界を繰り広げると、文化史が全く違うものになる。 まあ、ワインが無くても、どこかでキスをする習慣は生まれそうで、遅かれ早かれイタリアでもキスの習慣は出来そう。 キスの始まりがどこまで本当か分からないけど、妙案を思いついたもんだね。 もっとも、そこに色気が無いならば、する方、される方、どちらも苦痛なの?かも。
・・・この薀蓄を某女性に話したら、、、、 「女性からすると腹たちますね」ギャフン
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最終更新日
2008.04.08 07:37:20
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