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テーマ:オペラ座の怪人2005(445)
カテゴリ:素敵な時間(映画・音楽・本)
ついに「オペラ座の怪人」を観に行ってきました。実はミュージカル作品の映画化ってあまり期待していなかった(やっぱ歌は生だろう!と思い込んでいたせいもあり)のですが、「けいちゃん」さんや「kaoritalyたる所以」さんのサイトでなかなかよさそうだったので、雪の中重い腰を上げて観にいってみたのです。そしたら大正解でした。スバラッシイ。
クリスティーヌ役のエミー・ロッサムの澄んだ歌声が耳から離れませぬ。鑑賞後も椅子でぼーっとしてしまいました。 まずミュージカルでは表現しきれないような美しい映像がすばらしい。最初の方のオークションシーンなどのさびれたオペラ座の風景、またまた舞台裏の臨場感あるシーンなどはどんどん引き込まれてしまいました。 特にファントムの悲しい心の叫びにはもう、涙・・涙 ラウルとクリスティーヌが屋上で愛を誓い合うなか、じっと見つめるファントム。 ラウルとクリスティーヌの愛の喜びと、今まで注ぎ込んできた愛を裏切られた悲しみとが対照的であまりに残酷。 そして最後のシーンでは・・・さらに残酷な結末というか、一途な愛というか(これはこれから観る方のために内緒です!)もう放心状態になってしまいました。 この映画では「たった一つの愛」という何度か繰り返して歌われるフレーズに考えさせられます。みんな自分自身の「たった一つの愛」に共感したりするのでしょうね。私も大切にしなくちゃ♪ 全編を通してあのゴージャス感というか、別世界に浸れるのは映画ならではの良さですね。最近DVDで済ませてしまったりしていましたが、やっぱり映画はよい。どっぷり浸れますね。 ところで、最後にアンドリューロイドウェバーは天才としかいいようがありません。クラッシックをベースにあそこまで現代風にミュージカルに仕立て上げてしまうんですから。かつてNYで観たキャッツにも泣き!ましたが、「オペラ座の怪人」はまたまた素晴らしい音楽を聞かせてくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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