帰りは大豊から国道32号を通り、吉野川に沿って走りました。
写真上は大歩危渓谷。 普段より水が少なく、いつも以上に大きな岩が際立っていました。
池田から国道は吉野川と別れ、讃岐山脈を越えて香川県に入るのですが、水は長いトンネルで山を越えてきます。
早明浦ダムと同時に完成した香川用水によって私たちの地域の水道や灌漑用水として配水がされています。(写真中は香川県側の取水口)
早明浦ダムには水がないのですが、だからと言って四国の水が無いというわけではありません。
写真下は前にご紹介した坂出市と高松市の境にあるため池ですが、かなりの水があります。
最新のデータでは県下のダムの貯水率平均は68%、ため池は60%だそうです。
平年より少ないとはいえ、今日明日にも水がなくなるような数字ではありません。
このところ毎年のような渇水騒ぎなのですが、今年は何か実感と早明浦ダムの貯水率に大きな格差を感じるのです。
数年前の渇水のときは山の木々も葉を落して、山が茶色になっていたのですが、今年はそういったこともありませんでした。
今回の水不足は天災ではなく、人災と言った方がいいのではないでしょうか?
人間の活動が自然の恵みを超えてしまったのかも知れません。
いろいろな意味で、もったいない!! を真剣に考えなければいけないときが来ているのだと思います。
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