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蕎麦アレルギーの木まぐれ日記

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2008.09.08
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内モンゴルの砂漠緑化から帰って2週間、スタッフのブログで偶然知った砂漠除草ボランティアに参加するため鳥取砂丘に行ってきました。

砂の上での緑化活動もあれば、逆に除草活動をするボランティアもあるという事実にとても興味をそそられて勢いで参加したのですが、なかなか興味深い体験でした。やはり何事も体験すると興味も湧くし、なにより理解が深まります。

内モンゴルの緑化活動と鳥取砂丘の除草作業は対極的な活動にも思えますが、その地本来の姿を取り戻そうとすることにおいては同じです。内モンゴルでは流動砂漠を抑え元来の牧草地を目指していました。一方ここ鳥取砂丘では、外来の移入植物を除外し、砂丘植物を適量に保つことにより、美しい砂丘本来の姿に戻そうとするものでした。

内モンゴルでは環境と現地の方々の生活を守るという目的がありました。鳥取砂丘の場合は遺産として世界有数の美しい砂丘の景観を守るのが目的です。その部分では大きく目的の違うところですね。

どちらにしても、大変な手間と根気がいる活動であることには変わりありません。活動を通じ、今を生きる我々の責任で守り、そして後世に伝え残さなければならないものを大事にしていく心を育んでいきたいものです。

という訳で、地元でできるお手軽な除草ボランティア活動。砂丘観光を兼ねての参加はオススメです。今年は今回の活動が最後でしたが、また来年もあるようです。ご家族で楽しく参加してみてはどうでしょう。

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朝6時現地集合、美しい鳥取砂丘をひとりじめできます!

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← 除草についてのレクチャーの様子、根っこから取るのがポイントです。
→ ビロードテンツキとかいう名の砂丘植物、根っこが固く短いので簡単に取れます。本来砂丘植物ですが、増えすぎたんでしょう。除草対象となっていました。

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← 草を見分けしながらの除草に夢中になってしまいます。(手前が私)
→ 無理やり連れてこられた家内も楽しんでくれたようで良かったです(^^ゞ

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← ハマゴウという名の砂丘植物。一見古木が横たわっているように見えましたが、その幹からは鮮やかな緑の葉とこの時期ならではの美しい紫色の花が咲いていました。
→ 長~い根っこには驚かされます。砂なので気持ちいいくらいす~っと引き抜けます。

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← 皆砂丘にはいつくばって黙々と除草活動に夢中の様子。
→ 雑草も積もれば山となりけり!

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月曜日に県の砂丘担当のYさんに送っていただいた記念写真です。いい汗かきました。いろいろとお気遣いいただき本当にありがとうございました! 超強行軍でしたが、しっかり活動し、しっかり観光して楽しんで無事に帰りました。おかげさまで大満足の週末になりましたm(__)m

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除草活動の後、ひとり馬の背といわれる一番高いところへ登りました。さすがに途中で息が切れましたが、頂上から眺める日本海の海の青さに感動。疲れが吹っ飛びます。

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名物「風紋」、風が弱いのか絵葉書で見るようなダイナミックなうねりは見られませんでした。私的には瀬戸内海のような静かなうねりの方が落ち着きますね。

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← 砂丘の砂の移動を調査するために設けられた杭のようです。
→ 砂丘のオアシス。写真の少し上の地中からコンコンと水が湧き出ていました。地中に水分が多いせいで雑草もよく育つんでしょう。内モンゴルの砂漠ではいくら掘っても水は出てきませんでした。

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← 砂丘の砂を供給すべく西側にある川底にたまった砂を砂丘の沖合いに運んでいるんだそうです。その仕組みを解説するジオラマには「サンドリサイクル」と謳ってありました。
→ 靴を脱いで砂丘を走ろう!ってどこかに書いてあったような・・・砂だらけの脚をちゃんと洗ってくれるところもあって、こういう気遣いは嬉しいですね。私はこのトレッキングシューズで臨みましたが、しっかり靴下の中まで砂が侵入しており砂だらけに。でも水洗いできて気分爽快でした。


山陰海岸の地質や自然の保護・保全を目的とした「山陰海岸ジオパーク構想」も後押し。自然と文化の一大フィールドミュージアムを目指しているようです。





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Last updated  2008.09.09 12:25:21
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