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カテゴリ:趣味の山歩き&スポーツ
極楽寺山(693m)は廿日市市と広島市の間にそびえる山で、登山愛好家にも人気の山です。
山頂には毛利元就が再興した高野山真言宗別格本山の極楽寺があり、古くから霊山として登られていたそうです。 実はこの山には昔から思い入れがあります。地元の廿日市小学校の頃は確か3月1日に山開きがあり、何回か友達と山登りしました。急勾配の石段から振り返って眺めた瀬戸内海の美しさは今でも忘れられません。 そしてもうひとつ、山頂の極楽寺でいただいた甘酒が実においしかった。私が未だに甘酒好きなのはこれが原点かもしれません。そんな思い出深い極楽寺山ですが、当時は「観音さん」と呼んで親しんでいたものです。 今回は敢えて昔の面影を残す表参道といわれる平良コースから登りました。ここには1丁、2丁と距離を示してくれる石の標識(丁石)やお地蔵様や祠が随所にあり、歴史を感じさせてくれる古道です。 ※丁石…丁石とは一丁(約109メートル)ごとに設置された里程石(丁目石・丁標石・行程石とも言う)で歩いて来た距離や目的地までの距離を示す標石です。この丁石を探索する事により当時の参道(古道)の道筋(ルート)が解るわけです。 ← JR廿日市駅構内の桜は実に見事、満開でした。 → JR廿日市駅前のお好み焼き屋にはお世話になった「味のサファイヤ」、一度聞いたら忘れられないお店のネーミングがナイス! ← いつもお世話になっている杉足場板を見上げて登山の無事を祈るm(__)m → 採れたて野菜の自由市場。実はこの横を毎朝通勤で通っている。登山道入口手前。 ← ここが登山道入口。今回はいつもの友人と高校生の二男と登った。 → 昔の面影のある古い道だ。 ← 「七丁」とある。 → 途中で山陽自動車道を横切る。奥にそびえしが極楽寺山。 ← 自動車道の宮島SAの上側から遠く厳島を望む。 → 標識の説明によると弥山→厳島神社→地御前神社→宮島SAの大鳥居→この地→そして極楽寺山山頂が一直線上にあるとのことで、ここは特別な場所らしいです??? ← 「廿二丁」と読みます。 → 祠のある「廿六丁」 ← 「廿七丁」、廿日市の廿は十と十が二つつながって20ということですね、きっと。 → 州という字に似ていますが「十十十丁」とあります。十が三つで30丁なんだと合点した次第。勉強になりました。 山頂付近は見事な原生林の森です。モミやアカガシ、杉、松などの巨木が空を覆い、ひんやりとした空気が流れています。 ← 石積みにどういう意味があるのか??? → 35丁過ぎにあった仁王門だがガイドブックの写真と違ってとってもきれい。どうも最近立て直されたようで、昔の面影がない。 ← うっかり展望台からの写真を撮り忘れていたので、その解説板を…(>_<) → 極楽寺山頂の本堂 ← 力石(ちからいし)、力自慢にこれを抱えて投げたのでしょうか? → 本堂の棟にあった木製の飾り、これまた実にユニークで興味深い。 ← 「厄除三福カエル」無事カエル 若カエル 使ったお金が又カエル という実にありがたいカエル。息子のお気に入りとなった。 → 下山道は仁王門まで戻り、そこから分岐を左にとって中国自然歩道の五日市三宅コースからとした。 ← 宮島カントリーの横を抜けて → 更に広島工業大学の構内を抜けて 最後は、なぜかちょっとレトロなホルモン焼肉屋に行きついた。 懐かしいホッピーで乾杯! 息子は甘酒ならぬラムネを飲んでいた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.07 00:27:52
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