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カテゴリ:足場施工例&作品
東京は中央区日本橋本町、その一角に佇む宝田恵比寿神社は日本橋七福神(恵比須)の一つに数えられ、毎年10月には商売繁盛を祈る恵比寿講が開かれ、べったら市(べったら漬けが売られる日本橋の秋の風物詩)で賑わいます。
その隣の空き地(駐車場)をもっと人が集まる場所にしようというプロジェクトをYADOKARIが立ち上げ、縁あってWOODPROの足場板を大量に使ってもらいました。2~3年の期間限定ですので、設備に掛けられる予算も当然制限されます。そこで提案したのが、杉足場板のイベントレンタル、そう買うのではなく借りるという選択肢でした。訳あって最終的には買取りとなりましたが、こういうイベントでの杉足場板は大いにアリだと思います。 タイニーハウスでのミニマムな暮らしを提唱しているYADOKARIらしく、メインの施設は移動可能なトレーラーハウスがベースになっています。それをプロではないYADOKARIサポーターズのDIYワークショップで楽しく作り上げてしまいました。もちろん設計施工のプロの的確なアドバイスと施工指導があればこそですが、新しい家のカタチを垣間見たような気がします。 “街と一緒に創る・コミュニティビルド” をテーマに施設そのものだけでなく、ショップから商品・各種イベント開催まで、まちづくりに関連する実験的な取り組みを多数開催していくそうです。これかなりやばいですよね。こんな場所が全国にできたらと創造しただけでワクワクしてきませんか? 夏からお話をいただき残暑厳しい9月の中旬に納品、広島から4トントラックチャーターで持ち込みました。以下レポートです。 9/19、今日の宝田恵比寿神社は雨 見通しのいい角地は元駐車場 デッキに杉足場板を、濃紺に塗った板はWOODPROのリース品の証です 丁度一か月後には年に一度の恵比寿講、それまでに間に合うのか ・・・それから一カ月が経過 10/19のべったら市の様子、これに合わせて出張組みました(^o^) 名物べったら漬けの甘い匂いが漂ってます 江戸の祭りは威勢がいいですね 11/9、近くのイベント会場を抜け出して様子うかがいに 納品して2ヵ月足らずですが、屋外暴露ということもあり、既にいい感じに変化し始めています ・・・それから40日が経過 11/30 プレオープンを迎えました! 白い恵比寿さんの暖簾がインパクト大 こちらのコンテナはトレーラーベースなので移動可能です、簡単に移動できる工夫もしてあってなかなか手が込んでます 外壁はWOODPROの足場板の古材、古材風、新品を取り混ぜてモザイク調に、これをYADOKARIサポーターのDIYでやってしまうところが素晴らしい この日はプレス向けリリースパーティということもあり詳細な施設説明がありました 総勢160名も参加したそうです、全国に活動の輪が広がるといいですね ここポイント! 初めてのDIYでも皆真剣そのもの こういう家づくりの手法は興味深いですね、ボランティアで手伝っていろいろ教わって、今度は自分で建てる、またボランティアが集う、そんな循環モデルに発展したら凄いね いろいろハードルはあるけど可能性を感じさせてくれる取組みです イチオシの無人本屋さん、これ広島でもぜひやってみたいアイデアだ こんな世の中だからこそ人を信じることは素晴らしい はい、パートナーです(^o^) YADOKARI小屋部で企画製作しているモバイル屋台もお目見え、ほんと機動力抜群だね BETTARA STAND 日本橋に乾杯! 「BETTARA STAND 日本橋」は、元駐車場となっていた土地を移動可能な動産・タイ二ーハウスやDIYで作る屋台などを利用したイベントスペース・オープンカフェキッチン施設です。 神社横という立地を活かし、コンセプトを「人が集まる神社境内のような安らぎ、賑わい」とし、日本橋・小伝馬町エリアの新たなコミュニティスペースとして解放し、これまで日本橋エリアに来なかった人々を呼び込み、地元の企業や居住者との交流ができるスペースを運営することでエリアの活性化に携わっていきます。 詳しくはこちら、ぜひ一度足を運んでみてください。 そして皆さんの足の裏(サンドペーパーの#100程度)でどんどん杉足場板をいい感じに仕上げていってくださいね。 BETTARA STAND 日本橋 WOODPROの杉足場板、日本橋のBETTARA STANDで日々熟成中です(^_^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.13 16:55:04
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