yamasadas800c的日記

　
　本日（１８日）、またひとつの「区切り」を迎えた。

　ワタシが長年慣れ親しんできた一軒の本屋さんが店を閉じるコトになったのだ・・・

　この本屋さんの存在を知ったのは、ワタシがエスを所有するようになって間もない頃だった。買ったばかりのエスはトラブル続きで、自分も少しは「旧車」に対しての知識が必要だと感じていた時だった。
　で、そんな時に知り合いから
「あの書店に行けば、旧車なんかの本がたくさん置いてあるし、店長自身もそういう情報をたくさん持っていると思うよ。」
　という話をもらい、藁をもすがる思いで駆け込んだ思い出がある・・・（苦笑）

　最初の頃は、店長さんが誰なのかも知らなかったので、当然お話をさせてもらう機会もなかった。
　しかし、店に入った時の第一印象は物凄かった、『クルマ＆バイク』の雑誌＆書物の数量がハンパじゃなかった・・・なんてたって、この店、本の総数の約１／３はクルマ＆バイク関連モノで占めていたように思えたくらいだったからっ！！

　「・・・な、ナンで？」

　ココは福井県・・・人口少数県のひとつ、したがって趣味クルマ少数国のひとつである。
　「何でこんなヘンピなトコロにこんな好きモノな本屋さんがあるんだろう！？」
　と嬉しくも不思議に思えたくらいだった。

　そう、この本屋さんこそ、県内随一、いや、県内唯一の『クルマ＆バイク』雑誌＆書籍に特化した書店といっても過言ではなかった。

　当時、エスの情報が載っている雑誌や書籍は片っ端からココで仕入れた。ついでに、バイク関連の書物もほとんどはココで購入したように思う。
　でも、店長さんと顔馴染みになれたのはこの時よりもだいぶ後になってからのコトだった・・・あるコトがキッカケになるまでは・・・。



　・・・その店がついに閉店となる。

「脱サラして自ら開店、それから２７年間ほとんど無休でやってきたんだから、もうそろそろお休みしてもイイでしょっ！？」

　と店長は言った。

　ええ、そりゃもう・・・でもやっぱりサミしいなぁ・・・

　ともあれ、お疲れさまでした、そして、本当にありがとうございました。

　

　

　　　　　　　　　・・・越前ＳＲさん・・・

　コレからは趣味に人生を謳歌してくださいませっ！コレからもよろしくお願いいたします<(_ _)>