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テーマ:韓国!(16903)
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先週の週末は旧正月であった。
うちの家族はいつも2泊3日にするところを1泊だけの日程で家内の実家に行って来た。 もちろん日本の実家には行っていない。 正直なところ1泊にしたのは理由がある。 まず家内とお母さんの関係がよくないこと。 去年の秋、チュソクの後喧嘩になったのだが今でも続いている。 ただそれ以前からその前兆は見受けられていたので、チュソクだけが問題ではなかったのだが。 また他の理由として娘の家族が名節の間居座っているのはよくないと言う考えのもと、1泊にした。 やはり名節の時は長男とその家族が親と一緒にうちを守ると言うのが韓国でふさわしいあり方だと思う。 これは他の誰でもなく私が数年前から言っていることなのだが。 決して家内の実家に2泊3日いたくないという理由からではなく、うちの秩序は守るべきだと私は思っていたので。 ただ家内の兄弟は弟しか男がいないので、長男も何もあったものではないが。 ここで詳しいことは書かないが、韓国の家庭と言うのもなかなか難しいものがある。 そんな中皆が自分の事情、情に流されて、何が大切なのかを失いがちになると私には感じられる。 私は秩序を立てることが大切だと思う。 そこには私的感情が先立ってはいけないし、それができないがゆえに、家族間の問題も大きくなっていく。 自画自賛のようで申し訳ないのだが、少なくとも家内の実家に行くたびにその辺をわきまえているのは私しかいないような気がする。 本来秩序だって回転していく韓国の儒教的家族制度なのだが、それを理解しているのは日本人である私だけと言うのは残念なことである。 みな自分の事情、自分の情ばかり先立てて、自己満足に走っている。 或いは自己充足(意味が分かりにくいが)に走っている。 私にたしなめられている家内はしっかり抑えているが。 今日は自慢しすぎかな。 ただ正直な本音である。 まあ家族によってあり方も違うのであろうから、一概には言えないが、少なくとも家内の実家は今後うまく回転していくとは考えにくい。 うまく行かない理由を他人のせいにばかりしているこの風潮。 私もそうだが家内はかなり我慢している。 同じ韓国人、家族として避けられないものである。 日本人の私は、しかも男である私は結構逃げ道があるものである。 日本で暮らしていた方が幸せだったかなと思ったりもする。 いや日本に行っていたら逆の思いになっていたかもしれない。 私の方が避けられないので。 実家からの帰りの車の中で、家内と良心の話をした。 韓国人は人の評価を気にしすぎるあまり、良心が分からなくなっているというのがいつもの私の主張だが、もちろん家内もしっかり理解してくれている。 もちろん韓国でも家族によって、人によって違うし、地域の差も大きい。 田舎の人は昔の風潮が強く、変わり行く韓国の波についていけない。 都会と田舎の考え方の差、感覚の差・・・。 まああまり気にせずいくことが韓国ライフの秘訣でもあるが。 周りを気にしすぎないと言うことを私は韓国で鍛えられたような気がする。 そんなに悪い人生でもないなあと思いつつ。 今日の日記は意味不明のささやきであった。 名節疲れで倒れたのが私だったと言うのは何のこっちゃろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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